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ハス池のハス
風来坊、神奈川県立フラワーセンター大船植物園へハスを見に行ってきました。 大船植物園では長さ100メートルのハス池には、約200メートルの散策路が設けられており、間近でハスを楽しむことができます。 また、この時期に、入園口正面のテラスでは、希少品種のハスが展示されています。
神奈川県立フラワーセンター大船植物園は、神奈川県内の観賞植物の生産を振興するために、昭和37年に神奈川県農業試験場の跡地に開設されたものです。 大正年代から、この地で改良・育成された芍薬、花菖蒲や、体系的に収集してきたバラ、ボタン、シャクナゲなどを中心に、国の内外から収集した優れた観賞植物が栽培・展示されています。
こうした花木、樹木は現在約5,000余種・品種となり、園内に四季折々の彩りを演出しているようです。 また、園内では花と緑にちなんだ展示会、園芸教室、園芸相談など各種の催しが随時開かれており、年間を通じて楽しみながら植物を学び、生きた植物に親しむ場として、児童生徒や植物愛好家を初め多くの人々に利用されているようです。
明日咲くのかな?
ハスは日本から中国、インドにかけてのアジアとオーストラリア北部に分布する多年草の水生植物です。 葉は地下茎から出て、1メートル以上になると長い葉柄を持ち、葉身は直径30〜50センチメートルの円形で、水面に浮く浮葉と水上に抜き出る水上葉とがあります。
花は直径約15センチメートル、花弁、がくは一般にはピンク色で、雄しべ、雌しべは黄色ですが、花色や花弁数の違いなどにより多くの園芸品種があり、また、南、北アメリカ原産の「きばなはす」との交雑品種も作られています。
ハスは露が似合います
ハスの花は早朝に咲き、開花1日目は9時頃には閉じてしまいます。2日目は昼頃に閉じ、3日目はあまり閉じずに、4日目は散ってしまうそうです。 一番美しいのは2日目の朝の花といわれています。
大船植物園では、ハスが見頃となる、7月の3連休に早朝開園が行われています。 今年も美しいハスを見ることができるよう、7月15日(土)〜17日(月)の3連休は、朝6時からの早朝開園が行われていました。
早朝(6時40分)のハス池散策路は大渋滞
全員がカメラマン!
カメラマンは朝5時半から開園待ちの行列を作るそうです。 ハス池周辺は、楽しくハスを観賞できるように、順路や三脚・一脚の使用できるゾーンが定められています。池側の散策路は一方通行になっています。
風来坊は、6時40分過ぎに入園しましたが、池側の散策路には既に長い行列ができておりました。
古楚女(こそめ):白一重
友誼牡丹:淡黄八重
今年も正面入口のテラスでは希少品種のハスの展示が行われていました。 開花が間近の品種が展示されているようですが、ハスの開花期間は短いため、訪問時にどのハスが咲いているかは時の運と言えます。 今年は古楚女、翠華、友誼牡丹、大賀蓮、ミセス・スローカムなどに巡り会うことができました。
花曇淡紅
アクセス 徒歩:JR大船駅西口(大船観音側)下車徒歩約15分 階段下等に案内板あり バス:大船駅西口バスターミナル3番乗り場から、神奈川中央交通バス「渡内経由藤沢駅行き」または「公会堂前経由城廻中村行き」に乗車し、3つ目のバス停「岡本」下車徒歩3分
翠華(すいか):黄一重
駐車場&駐車料金 133台分あり 1時間220円、その後30分ごとに100円加算
ミセス・スローカム:黄紅八重
入場料 大人(20歳以上):350円 学生&20歳未満:250円 65歳以上&高校生以下:無料 開園時間等 午前9時から午後5時まで(一部の期間は午後4時まで) 休園日があるので要注意
皇居和蓮(こうきょわれん):桃一重
天竺斑(てんじくまだら):白・桃斑一重
大賀蓮:紅一重
関連のホームページ 神奈川県立フラワーセンター大船植物園 開花状況の詳しい案内があります。 風来坊