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大師仲見世
川崎大師・厄除だるま風鈴
短冊に風を受け音を楽しみ、その音で涼を感ずる日本の伝統文化・・・・風鈴。日本の夏に欠かせない心のよりどころです。 日本全国の特色のある風鈴を、市民の皆さんに楽しんでもらおうと始まったのが「川崎大師風鈴市」です。 この風鈴市は、毎年7月21日を中心として、川崎大師平間寺境内の大山門横静嘉堂石庭前広場において盛大に開催されます。
本年も7月20日から25日までの5日間、開催されました。 本年は第10回ということもあり、北は北海道から南は沖縄まで、全国47都道府県より、750種類、23000個の風鈴が勢揃いをしたそうです。
有田焼風鈴(佐賀県)
瑠璃風鈴(奈良県)
鍋島焼風鈴(奈良県)
花笠風鈴(青森)
川崎大師オリジナル「厄除だるま風鈴」、有名な南部風鈴、江戸風鈴をはじめ、金属、陶器、ガラスはもちろんのこと、石や炭、さらにはプラチナ、金、銀、水晶で出来た珍しい風鈴が勢揃いして、お国自慢の涼やかな音色を境内いっぱいに鳴り響きかせていました。 風鈴市は、風のある方が風情があって良いのですが、写真を撮るのは大変苦労させられました。
「川崎大師風鈴市」は年々盛況を呈しているようで、現在では約30万人の人出があるようです。 風鈴市はやはり風鈴を買い求めに来るお客さんが大部分です。 しかし、様々な色や形、音色があるので、目移りして迷ってしまうようです。
御殿まり風鈴
喜多方風鈴(福島)・津軽びいどろ風鈴(青森)
風鈴の音を確かめながら、ご主人や友人と相談しながら、風鈴選びを楽しんでおりました。 風鈴のお値段は、1000円前後が中心ですが、20万円以上する金の風鈴も販売しておりました。
川崎大師ならではのだるま風鈴。味わいのあるお顔が人気です。 7月20日(水)、21日(木)には、「川崎大師オリジナル『厄除だるま風鈴』(素通し)をお求めになった方、各日先着300名様に限り、あなたのお名前をその風鈴にお入れいたします」というイベントが開催されていました。 開店の10時にはすでにご覧のような人だかり、30分後には完成まで2時間待ちですとアナウンスされていました。
厄除だるま風鈴の名入れは開店時から大人気です
江戸風鈴の篠原風鈴本舗の篠原さん
会場での名入れサービスを行っているのが、江戸風鈴の篠原風鈴本舗の篠原さんです。 遠く江戸時代からの技法を今に伝える職人さんです。 江戸風鈴は、熟練した職人による吹き硝子手作り風鈴です。
江戸風鈴 職人による吹き硝子手作り風鈴。 金魚・朝顔などの夏らしい絵柄を内側から描いているのが特徴。 ギザギザのカットが清涼感ある音色を奏でます。 形もかわいらしく小さなお子さんにも人気。日本の夏を代表する風鈴です。
江戸風鈴
さすがに南部風鈴は大人気です
琉球ガラス風鈴
琉球硝子風鈴 琉球硝子は明治時代に始まり、戦後本格的に色付きの硝子製品が作られるようになりました。 深みのある赤やあい色そして碧など、数ある風鈴のなかでもひときは個性を発揮している南国情緒あふれる風鈴です。
創作ガラス風鈴 ガラスの特色を生かし、独創的なデザインで個性的な風鈴となりました。 音色とともに斬新なデザインを楽しむ風鈴です。
創作ガラス風鈴(神奈川)
プラチナの風鈴(40万円)
金の風鈴(30万円)
銀の風鈴(1万5千円)
プラチナの風鈴・金の風鈴・銀の風鈴 特別出品の風鈴です。 プラチナの風鈴は純度75%で40万円だそうです。 金の風鈴は18金で30万円です。 銀の風鈴は純度92.5%で1万5千円です。
プラチナと金の風鈴に価格には、見る人も「ほーっ」とため息。 音色も気品ある優雅な音色でした。 初日のテレビで放映されたようで、「テレビで見た風鈴だ」との声が盛んに聞こえてきました。 。
諏訪ガラス風鈴(長野)
竹千筋風鈴(たけせんすじふうりん)(静岡)
やくよけ風鈴市音頭
やくよけ風鈴市音頭 風鈴市に花を添えるため、初日の夕刻には大師地区町内会踊り子連450名による、「川崎大師やくよけ風鈴市音頭」の練り込みが賑やかに繰りひろげられます。 今年も7月20日に賑やかに行われたそうです。
この「川崎大師やくよけ風鈴市音頭」はアントニオ古賀作曲で島倉千代子の歌だそうです。 風来坊が見学に行った21日にも、有志の方が境内で踊りを披露して下さいました。
アクセス 京浜急行川崎駅で京急大師線に乗車し、川崎大師駅で下車。徒歩10分。 JR川崎駅前から大師行きバスに乗車し川崎大師駅下車。徒歩10分。 駐車場 普通乗用車800台 3時間まで500円。以後1時間毎に300円 駐車場から徒歩10分。
関連するホームページ 川崎大師 川崎大師タウンネット 風鈴市その2(各地の風鈴) 風鈴市その3(各地の風鈴・各種の風鈴) 風来坊
風鈴市の光景