知覧特攻平和会館
武家屋敷群から2Km程のところに、特攻平和会館があります。
特攻平和会館は太平洋戦争の末期、沖縄決戦において特攻という人類史上類のない作戦で、爆弾搭載の飛行機もろとも肉弾となり、一機一艦の突撃を敢行した多くの特攻隊員の遺品や関係資料を展示しています。
この特攻平和会館は、知覧町が次の趣旨によりまちづくり特別対策事業として昭和60年から2カ年事業で、知覧特攻遺品館を知覧平和会館と改称して新築したものです。
『特攻隊員たちが帰らざる征途に臨んで念じたことは、再びこの国に平和と繁栄が甦ることであったろうと思います。この地が特攻隊の出撃基地であったことにかんがみ、雄々しく大空に散華された隊員の慰霊に努め、当時の真の姿、遺品、記録を後世に残し、恒久の平和を祈念することが基地住民の責務であろうと信じ、ここに平和会館を建立した次第であります。』
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