散策スポット目次
HOME
前ページ
次ページ
メイン会場(鴻巣市役所ロビー)のピラミッドひな壇
メイン会場のピラミッドひな壇
JR東日本の「駅からハイキング」のイベント「鴻巣びっくりひな祭りと中山道歴史散策」に参加しました。サブタイトルは「ひな人形のふるさと鴻巣で楽しむ雛めぐり。徳川家康ゆかりの勝願寺や鴻巣御殿跡など歴史めぐりも楽しめる」です。 細部説明は「鴻巣市役所には『日本一高いピラミッドひな壇』が登場! まちを彩るひな人形と、鴻巣の歴史を感じるコースです」となっています。
コースの概要は次のとおりです。 JR鴻巣駅東口(受付)→旧町名復活の碑・エルミパーク→鴻神社→法要寺→鴻巣宿本陣跡→勝願寺→産業観光館「ひなの里」→広田屋人形店→マル武人形店→生出塚埴輪窯跡→鴻巣びっくりひな祭り(メイン会場:鴻巣市役所)→クレアこうのす(埴輪展示)→エルミこうのすショッピングモール(鴻巣びっくりひな祭り・エルミ会場)→鴻巣駅東口(ゴール)
コースの歩行距離は約6km、歩行時間約1時間30分(施設での見学時間等を除く)、所要時間約3時間(施設での見学時間等を含む)です。 このイベントには昨年参加しましたが、インターネットでの紹介では、昨年とコースが異なっていましたので、参加したところ、結果的には昨年と同じコースでした。
今年は2月になって大雪が2回あり、2回目の大雪から1週間経過していましたが、街のあちこちに雪が残っており、昨年とは全く異なる風景の中を歩くことができました。 今年は2回目で様子がわかっておりましたので、ゆっくり撮影しながら歩いたため、所要時間は4時間、約1万2千歩でした。
メイン会場:正面玄関上のひな壇
鴻巣市における人形製作は、約380年の歴史があり、鴻巣の貴重な伝統工芸として現在に伝えられています。 「鴻巣びっくりひな祭り」は、歴史ある鴻巣びなの町として「ひな人形のふるさと〜鴻巣〜」を広く宣伝すること、12万市民全員でひな祭りが楽しめること、市外から多くの観光客をお迎えし、まちを明るく元気にすることを目的に2005年から開催されており、今年が10回目です。 2012年には、31段7mの「ひな人形で飾る日本一高いピラミッドひな壇」が、メイン会場の鴻巣市役所に登場し、8万人を超える来場者で賑わったとのことです。
メイン会場:内階段の雛飾り
「鴻巣びっくりひなまつり」は、市民ボランティアの呼びかけで始まったイベントで、主催は「鴻巣びっくりひな祭り実行委員会」です。 「鴻巣びっくりひな祭り実行委員会」は、市民ボランティアにより構成されており、市役所の商工課や鴻巣市観光協会の方の支援を得ているとのことですが、基本的には多くの方がボランティアで参加し、イベントを支えているとのことです。 今年は10周年ということで、「鴻巣びっくりひなまつり2014」の会場として、鴻巣市役所(日本一高いピラミッドひな壇)、吹上会場(八角すい型ひな壇)、エルミ会場(五角すい型ひな壇)の3会場が設けられ、このほかにひなの里特別展、まちかどひなめぐり、クレアこうのす、パンジーハウスひな祭り2014、花久の里ひな祭り2014などの会場が設けられていました。 今回は駅からハイキングのコースに含まれている、鴻巣市役所、エルミ会場、くれあこうのす、ひなの里特別展を巡りました。
市役所玄関前の雛飾り
「鴻巣びっくりひな祭り2014」のメイン会場は、鴻巣市役所ロビーです。 市役所ロビーに、ピラミッドひな壇、内階段、正面玄関上のひな壇の3つの飾り付けが行われます。 また、土・日曜日には市役所正面玄関にもひな人形が飾られます。 鴻巣びっくりひな祭りの目玉が、市役所ロビーのピラミッドひな壇です。
クレアこうのすの雛飾り
ピラミッドひな壇は、2005年より作成されていますが、ピラミッド人形数1333体の他の細部データーは不明です。 2006年のピラミッドひな壇は26段、高さ5.74m、人形数は1345体です。 内階段は21段、人形数は300体です。 以後、飾る人形数は増加しますが、2008年まではピラミッドひな壇や内階段の規模はこの状態が続きます。
ところが、2009年からピラミッドひな壇の規模が年々大きくなります。 2009年はひな壇28段、高さ6.24m、人形数1746体。 2010年はひな壇29段、高さ6.45m、人形数1766体。 2011年はひな壇30段、高さ6.70m、人形数1797体。 2012年はひな壇31段、高さ7.00m、人形数1807体。
2012年のピラミッドひな壇は、「ひな人形で飾る日本一高いピラミッドひな壇」として、日本一である認定を受けたとのことです。 今年のひな壇も31段、高さ7.00mで、人形数は約1820体とのことです。 内階段には約300体、正面玄関上にも約300体のひな人形が飾られています。
エルミ会場:五角錘ひな壇
ピラミッドへの飾り付けは、上の壇は大工さんなどの職人さんにお願いしているようですが、そのほかは実行委員会とボランティアの皆さんで一体一体手作業で飾るとのことです。
また、土・日曜日には、市役所正面玄関に約2310体のお雛様が飾られるとのことですが、雪の影響のためか22日は残念ながら飾られていませんでした。 このような数多くのお雛様は、市民の皆さんのみでなく、全国の方から家庭に飾ってある人形が提供されているとのことです。
エルミ会場:人形制作実演
市役所の隣の公園の中に「鴻巣市文化センター(クレアこうのす)」があります。 「クレアこうのす」は、各種コンサートやライブ、寄席などが行われるホールを始め、会議室や練習室などを備えた施設です。 2階のホールの窓際には約500体の雛人形が並べられていました。
エルミ会場の雛飾り
「鴻巣びっくりひな祭り2014」の2番目の会場が、鴻巣駅前の「エルミこうのすショッピングモール」の1階セントラルコートの「エルミ会場」です。 ここには五角形のひな壇が設置されています。 当初は5段のひな壇でしたが、2011年からは11段、高さ3mになっています。
エルミ会場の五角錘型ひな壇には約300体のお雛様が飾られています。 また、五角錘型ひな壇の周囲にも、いろいろなお雛様の飾り付けが行われています。 また、風来坊の訪ねた、2月22日には「エルミ会場」で人形制作実演が行われていました。 「鴻巣びっくりひな祭り2014」の3番目の会場である「吹上会場」は離れているため、今回はパスしました。
関連のホームページ 鴻巣びっくりひな祭り 鴻巣びっくりひな祭り その2へ 風来坊