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昭和記念公園の春の花 その4 (H19.5.3)

ポピーの丘


ポピーの丘 花修景



ポピーの丘 花修景


昭和記念公園ではフラワーフェスティバル2007が3月31日〜5月24日まで開催されています。

4月は、桜の園にサクラ、原っぱ東花畑に菜の花、渓流広場や子供の森にチューリップ、原っぱ西花畑にアイスランドポピーが次々と咲き誇り、訪れた多くの方を楽しませてくれました。



これらの花はアイスランドポピーを除き、ゴールデンウィーク前に見頃が終わってしまいました。


このため、昭和記念公園では、ゴールデンウィークに楽しんでもらうために2つの試みがポピーの丘で行われました。


ポピーの丘 花修景



ポピーの丘 散策路


ポピーの丘 リナリア



ポピーの丘 花修景


その一つは、ネモフィラ、ヤグルマギク、リナリアによるライン修景です。

ネモフィラ・ヤグルマギク・リナリア60万株を用いて、ポピーの丘の起伏を活かした色のラインによる花修景です。



ポピーの丘 花修景



ネモフィラは透き通るような薄い青色の花を咲かせるインシグニスブルーと、白い花びらの先端に青色のアクセントのあるかわいらしい花を咲かせるマクラータという2種類の品種が植えられていました。


ポピーの丘 花修景



ポピーの丘 花修景


リナリアはキンギョソウを小さくしたような小さな花を穂状に咲かせますが、ポピーの丘では赤みを帯びた色が優勢でした。



リナリア


ヤグルマギク



ヤグルマギクは、ピンク、青、紫、白などが植えられていますが、ポピーの丘では花の色よりも葉の緑色が優勢でした。


ポピーの丘 花修景



ポピーの丘 花修景



ネモフィラ インシグニスブルー


ヤグルマギクはポピーの丘の一番西寄りに植裁されており、他の部分は青と白のネモフィラとピンク色が中心のリナリアで、色のラインによる花修景が形づくられていました。



インシグニスブルー


マクラータ



もう一つの試みとして、ポピーの丘から砂川口側のエリアに、シャーレーポピー20万株による、「真っ赤なヒナゲシの咲く丘」が作られていました。

残念ながら、まだ未開花の状況でした。

見頃は5月中旬から6月上旬とのことです。


ネモフィラ マクラータ



ポピーの丘の東側のエリア


ポピーの丘の東側のエリア



園内の花たち


カナール 出会いの広場の光景



カナールの光景


初夏の匂いがするこの時期の昭和記念公園にはさまざまな花が咲いています。

ツツジはすでに見頃を過ぎていましたが、花木園にはいろいろなボタンが咲き誇っていました。



みんなの原っぱの東側の区域で武蔵鐙(むさしあぶみ)という珍しい草花を見つけました。

海に近い林に生える多年草で、近畿地方以西から沖縄に分布しているようです。


花期は4月〜5月です。


カナールの噴水



武蔵鐙(ムサシアブミ)

花のように見えるものは仏炎包(ぶつえんほう)といわれ、葉が変化したものです。

鐙(あぶみ)とは馬に騎乗する際に足を乗せるための装具です。

武蔵鐙はつま先を覆う部分のある日本独特の形状で、足裏全体を乗せることのできる長い舌が特徴です。


仏炎包(ぶつえんほう)の形がこの武蔵鐙に似ていることから、ムサシアブミの名が付いたといわれています。



武蔵鐙(ムサシアブミ)


武蔵鐙(ムサシアブミ)



オオデマリ



オオデマリ

日本では非常に古くから栽培されている園芸品種です。

花に見えるものは装飾花で、花冠が大きくなったものです。ユキノシタ科のあじさいに似ていますが、同じ仲間ではありません。


スイカズラ科です。


オオデマリ



アクセス

西立川口 JR青梅線西立川駅から徒歩2分

このほか立川口、昭島口、玉川上水口、砂川口があります。

入園料

400円


関連するホームページ

 昭和記念公園


 渓流広場のチューリップへ

 子供の森のチューリップへ

 ポピーと菜の花へ


         風来坊


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