蒔田橋から上流を望む
観音橋から下流を望む
大岡川は、横浜市磯子区の円海山近辺を源流とし、港南区→南区→中区を流れ、みなとみらい21地区で東京湾に注ぐ、全長15kmの横浜市内で2番目の河川です。
河辺からの光景
弘岡橋から下流を望む
昭和40年頃までは大岡川の水を利用して多くの捺染工場が立ち並び、横浜名産のスカーフ等を川で染めている光景もよく見られたそうです。 高度成長期になると、工場排水の垂れ流しや生活排水によって川からは魚が姿を消し、どぶ川になってしまいました。
大井橋から上流を望む
大井橋から下流を望む
散歩道の出店
大岡川プロムナードの散歩道から
鶴巻橋から上流を望む
その後、下水道の整備や市民の川の環境保全活動により、川はよみがえりつつあり、現在は、水質も綺麗になり魚、鳥など多くの生き物を見ることが出来るようです。 また、今日では上大岡から京急黄金町傍の太田橋までの延長約6Kmの大岡川の両岸に、大岡川プロムナ−ドと呼ばれている散歩道が整備されています。
大岡プロムナードの散歩道
鶴巻橋から下流を望む
風来坊、横浜市営地下鉄弘明寺駅(京急弘明寺駅)近くの観音橋から太田橋までの大岡プロムナード、さらにはその少し下流の黄金橋までを散策しました。 特に、港区桜まつりの会場となる、観音橋から清水橋までの約1.7Kmの区間は、両岸に桜が植えられており、特に見所ということができます。
散歩道からの光景
散歩道から
清水橋から上流を望む
井土ヶ谷橋から上流を望む
また、桜まつり会場となるエリアでは、桜のライトアップ・ぼんぼりの点灯が行われます。 今年も、3月24日(金)より4月9日(日)までの午後6時から午後10時までの間、行われました。 このエリアには出店も多く、夜遅くまで賑わうようです。
蒔田橋から下流を望む
大岡川には両岸に桜が植えられていますが、川幅が20m程度あり、目黒川のように両岸からの桜によりは桜のトンネルが出来る状況ではありません。 しかしながら、両岸に続く桜は川面に映える桜とともに見事な景観を呈しており、異なった趣を楽しむことができます。
井土ヶ谷橋から下流を望む
黄金橋から下流を望む
道慶橋から下流を望む
大岡プロムナードより下流も桜を楽しむことができます。 しかし、残念ながらこのエリアには散歩道がありません。 また、大岡川には桜を見るための遊覧船が運航されていますが、河川工事の関係で河口からの遊覧船は黄金橋でUターンになります。 風来坊、今回は太田橋より少し下流の黄金橋で散策を終了しました。
白金橋付近の桜
アクセス 市営地下鉄:蒔田駅、弘明寺駅から徒歩3分 京浜急行線:南太田、井土ヶ谷、弘明寺駅から徒歩5〜8分 風来坊
太田橋から上流を望む