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あじさいの小径
府中市郷土の森博物館は、東京都府中市にある、建築物を中心とした野外博物館です。 多摩川の是政緑地に隣接した自然の多い場所にあり、「郷土の森」という愛称で呼ばれています。
府中市郷土の森博物館は、約14ヘクタールの敷地全体で府中の自然、地形、風土の特徴を表現し、その中に昔の農家や町屋、歴史的な建物などを配置することで、野外を含めた「森」全体を博物館として、府中の自然と歴史を紹介する施設です。
水車小屋付近のあじさい
府中市郷土の森博物館では、府中市域の明治、大正期の建築物を移築復元して保存しています。 復元は宿場中心部のみならず周辺の農家も復元されており、江戸時代に創建され明治以後に改築された建築もあって、なかなか見応えのある施設になっています。 地域に根ざした復元工事であり、明治村など既存の復元事業と性格を異にしています。
府中市は武蔵国の国府という中心地であったため遺跡が多く、それらの市内遺跡からの出土品を展示しています。 昔の生活道具や農耕道具の展示と、各種の体験イベントを通じて、当時の民俗を後世に伝えていこうとしています。
郷土の森博物館は、博物館本館、プラネタリウム、復元建築物、公園からなり、博物館本館は、「郷土の森」の中心施設で、府中の歴史・民俗・自然をテーマとした常設展示は、豊富な実物資料のほか、模型や映像を通じて、府中を知る「情報の蔵」の役割を果たしています。
府中市郷土の森博物館の敷地内には、約30種、1万株のあじさいが植えられています。 この時期は「郷土の森 あじさいマップ」が準備されており、「あじさいの主な見所」にはあじさいの絵が描かれています。 地図に赤い点線が描かれていますが、これは「階段なしルート」で「あじさいの散策ルート」ではありません。
梅園付近のあじさい
復元建築物
あじさいの見所としては「あじさいの小径」「水車小屋付近」の2ヶ所があります。 「あじさいの小径」は梅園の南側のエリアで、ロウバイの小径の東側です。 正門から入った場合は一番遠い、多摩川の近くのエリアです。
「水車小屋付近」のあじさいは、正門からはいるとケヤキ並木を通り抜け、小民家や売店のあるエリアを抜けて階段を下りたところです。 梅園の北側の一段低いエリアで、傍を小川が流れています。
やすらぎ池付近の散策路
この2つの見所以外にも、広い園内の各所にあじさいが植えられており、地図を見ながら園内を散策して、あじさいを楽しむことができます。 風来坊が郷土の森を訪ねた日は猛暑日でしたので、水遊びの池では子供達が水遊びを楽しんでいました。
6月1日(水)から7月3日(日)まで、郷土の森博物館では「あじさいめぐり」が開催されています。 「あじさいめぐり」開催期間中には、あじさいの俳句募集、お茶屋で呈茶、あじさい工房、職人芸などの催し物が行われています。
水遊びの池
水遊びの池の傍の滝
アクセス バス 府中駅(京王線)、分倍河原駅(京王線・JR南武線)、府中本町駅(JR南武線・JR武蔵野線)から健康センター行きバスで「郷土の森」下車すぐ前です。 徒歩 府中本町駅、分倍河原駅、是政駅(西武多摩川線)からそれぞれ20分です。 駐車場 駐車台数200台 駐車料金は無料
入園料 200円 月曜日は休館日です。 関連するホームページ 府中市郷土の森博物館 風来坊
博物館本館