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アナベルの絨毯
相模原市は、市制20周年を記念して、昭和49年(1974年)にあじさいを「市の花」に制定しました。 相模原北公園のアジサイ園は、相模原市の人口が60万人を超えたことを記念して、平成12年(2000年)に開園されたもので、比較的歴史の浅いアジサイ園です。
アジサイ園には、アジサイの丘を中心として、約200品種、1万株のアジサイが植えられており、相模原市の新しいアジサイの名所となっています。 6月には、相模原市のもう一つのアジサイの名所、相模原麻溝公園とともにアジサイフェアが開催されます。 今年は6月18日、19日に開催されました。
相模原北公園のアジサイ園は、「和、洋アジサイの出会い」がテーマとなっており、和品種でもよく知られているホンアジサイ、ヒメアジサイのほか、北米、スイス、フランスなどからの外国種や西洋アジサイ種を観賞できるようになっています。 アジサイ園は、日本アジサイ協会を始めとして、多くの方々の指導や協力を得て整備が進められているとのことですが、相模原市の公園整備に対する熱意が感じられます。
相模原北公園のアジサイは、品種に応じて区画が設けられており、外国種ゾーン、西洋種ゾーン、和品種ゾーンごとに楽しむことができるようになっています。 相模原北公園の目玉は外国種ゾーンのアナベルではないかと思います。 見頃の時期には白い絨毯を敷き詰めた感じの、見事な光景となります。
アナベルは薄い緑色から白色に変わり、見頃を過ぎると濃い緑色へと変化します。 相模原市在住のネットの友人から「相模原北公園のアナベルが見頃です」との情報があり、6月29日に東京サマーランドのアナベルの雪山を見たのちに、相模原北公園に廻ることにしました。
相模原北公園のアナベルは情報どおり見頃を迎えていました。 ここのアナベルは平地に植えられており、斜面に植えられている「アナベルの雪山」とは異なった趣があります。 今年のアナベルは例年よりも少し背が低い感じでした。
アナベル
相模原北公園ではいろいろな種類のあじさいを楽しむことができますが、今年は花つきが悪く、しかも連日の猛暑で花は乾燥しており、あじさいやヤマアジサイは見頃を過ぎていました。 柏葉あじさいやハーモニーは元気に咲いていました。
アジサイの丘からアナベルを望む
アクセス 相模原北公園の入口には「東フロント」「西フロント」がありますが、相模原北公園のHPのアクセスの案内はバスの本数が多い「東フロント」です。 「東フロント」 JR横浜線・相模線橋本駅、京王相模原線橋本駅の南口バス3番乗り場から、「34系統:上溝行き」「36系統:上大島行き」「57系統:キャンプ場入口行き」に乗車して、「上中の原団地」で下車して徒歩5分
西洋あじさいとアナベル
西洋あじさい
「西フロント」 JR横浜線・相模線橋本駅、京王相模原線橋本駅の南口バス3番乗り場から、「36系統:上大島行き」に乗車して、「北公園入口」で下車して徒歩2分 「北公園口」は「上中の原団地」から3つ目のバス停です。 また、南口バス3番乗り場から相模川自然の村行きコミュニティバスに乗車して、公園内の北総合体育館で下車してする方法もありますが、本数が少ないです。
ハーモニー
駐車場 あじさい園に近いのは、北公園第2駐車場です。駐車料金は無料です。北総合体育館側の第1駐車場も利用できるそうです。 入園料:無料 関連するホームページ 相模原北公園 風来坊
柏葉あじさい