散策スポット・桜2010

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六義園の枝垂れ桜 (H22.3.27&4.1)

六義園枝垂れ桜 (H22.3.27)


六義園の枝垂れ桜・七分咲き



六義園の枝垂れ桜


六義園のシンボルである枝垂れ桜は、ソメイヨシノよりも一足早く開花し、東京に春の訪れを告げてくれます。

六義園には4本の枝垂れ桜がありますが、メインの枝垂れ桜は、高さ約13m、幅約17mもある大木で、「エドヒガン」という品種が変化したものです。



このシダレザクラは戦後に植えられたもので、樹齢約60年です。


内庭大門をくぐった広場にあります。

少し離れてみると、本当に滝のように咲くという言葉がピッタリです。

他の3本の枝垂れ桜もメインの枝垂れ桜の傍に咲いています。


六義園の枝垂れ桜



六義園の枝垂れ桜



六義園の枝垂れ桜


近年は東京や横浜の開花は全国でも早いほうですが、今年は四国や九州の開花が随分早く、高知では史上一番早い日に並ぶ3月13日でした。


今年の東京の開花は、四国や九州からは随分遅れましたが、それでも昨年より一日遅い3月22日に開花宣言がありました。



しかしながら、今年は開花後に寒い日が続き、ソメイヨシノの開花は一向に進みません。


ソメイヨシノよりも開花の早い六義園の枝垂れ桜も3月26日で5分咲きという状況でした。

その一方で、3月26日で小石川後楽園の枝垂れ桜が満開との情報がありました。


六義園の枝垂れ桜



六義園の枝垂れ桜



六義園の枝垂れ桜


例年は、小石川後楽園の枝垂れ桜の見頃の時期が六義園よりも少し遅いため、本当かなと思いつつも、3月28日に枝垂れ桜めぐりをすることにしました。


今年はいろいろなイベントが重なり自由に散策するチャンスが少ないため、3月28日に六義園、小石川後楽園、新宿御苑、本郷寺、大國魂神社を一挙に駆け巡ることにしました。



六義園の枝垂れ桜


六義園の枝垂れ桜



8時40分過ぎに六義園に到着したところ染井門には人影はありませんでした。


9時の開門まで時間があるので、枝垂れ桜に近い正門に行ったところ、すでに50名ばかりの行列ができていました。


10分間は桜から離れて撮影です


薄暮時の枝垂れ桜 (H22.4.1)


薄暮時の枝垂れ桜



薄暮時の枝垂れ桜



薄暮時の枝垂れ桜


染井門や正門の開花情報では7部咲きとなっており、何でこんなに出足が速いのかなと思っていたところ、「昨日のテレビで見頃と放映されたので、混雑するかと思い早く来ました」との会話が聞こえてきました。

マスコミ情報はさすがに影響力が大きいです。



9時10分前になると係員の方が出て来られて

「本日は混雑が予想されますので、早めに開門します。写真撮影に来ておられる方も多いかと思いますので、最初の10分間は写真撮影の時間とします。枝垂れ桜には近づかないようにして下さい」

との粋な計らいがありました。


薄暮時の枝垂れ桜



徐々に暗くなります



徐々に暗くなります



徐々に暗くなります


ライトアップされた枝垂れ桜 (H22.4.1)


ライトアップされた枝垂れ桜



ライトアップされた枝垂れ桜


ということで、9時10分前に入門することができ、かつ10分間は人影のない枝垂れ桜を自由に撮影することができました。

六義園の枝垂れ桜は薄紅色ですが、満開を過ぎて散り始める時期になると、白っぽくなります。

今年は7部咲きということで少し早かったですが、薄紅色の枝垂れ桜に出会うことができました。



この時期、六義園では平成13年から「しだれ桜と大名庭園のライトアップ」が開催されており、今年が10回目です。


今年も3月19日から4月4日の間、開催されました。

当初の計画では3月31日まででしたが、枝垂れ桜の開花が遅れたため、4月4日まで開催期間が延長されました。


ライトアップされた枝垂れ桜



枝垂れ桜の周りは大混雑



ライトアップされた枝垂れ桜


3月30日と31日が出張だったため、今年もライトアップは諦めていましたが、期間延長の朗報があり、早速4月1日に会社の帰りに立ち寄ることとしました。


午後6時過ぎに染井門についたところ、「枝垂れ桜満開」の表示が出ており、切符売り場には30mほどの行列ができていました。



本来ならばライトアップは昨日で終了ですから、本日からは期間延長分ですから空いているだろうと思っていましたが、期待はずれだったようです。

枝垂れ桜に到着すると、まだ薄暮ですが枝垂れ桜の周りは大勢の人で埋め尽くされていました。


ライトアップされた枝垂れ桜



ライトアップされた枝垂れ桜



ライトアップされた枝垂れ桜


皆さん、薄暮の枝垂れ桜を眺めつつじっとたたずみ、日の暮れるのを待っていました。

6時30分を過ぎるとやっと暗くなり、ライトアップされた幻想的な枝垂れ桜が浮かび上がってきました。

生憎この日は風が強く、マクロ撮影は困難な状況でした。



ライトアップされた枝垂れ桜


ライトアップされた枝垂れ桜



ライトアップされた枝垂れ桜



ライトアップの期間中は夜9時まで開園されています。


7時過ぎに染井門から帰宅の途につきましたが、染井門に来てまたびっくりです。

切符売り場の行列が6時過ぎの時よりもさらに延びており、染井門の入口には並びきらず、入口右側の歩道にも行列が続いていました。


ライトアップされた枝垂れ桜



ライトアップされた枝垂れ桜



ライトアップされた枝垂れ桜


4月2日は荒天が予想されていたために、枝垂れ桜は散る可能性もあるため、この日に集中したのかもしれません。


日没にあわせるのではなく、早めに来てラッキーだったようです。


アクセス

JR・地下鉄南北線「駒込駅」から正門まで徒歩7分
染井門までは徒歩1分

ライトアップの行われている期間は、染井門から入園できます。

都営地下鉄三田線「千石駅」から徒歩10分。

ライトアップ期間中の開園時間は21時までです。
最終入園は20時30分です。


ライトアップされた枝垂れ桜



ライトアップされた枝垂れ桜


入園料:
300円

駐車場:ありません。

関連するホームページ

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      風来坊


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