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第85回関東大学箱根駅伝予選会 (H20.10.18)


陸上自衛隊立川基地に集合した各大学の応援関係者&一般見学者



陸上自衛隊立川基地は応援する人で埋まっています


10月18日(土)に、第85回関東大学箱根駅伝の予選会が開催されました。


正月恒例の箱根駅伝への出場権を争う大会です。

例年は、正月の箱根駅伝の上位10校がシード校となり、残り9校が予選会で選考され、関東学連選抜を加えた20チームが箱根駅伝に出場することとなります。



今回は85回記念大会ということで出場校が3校増加になりました。

さらに、今年の正月に行われた第84回箱根駅伝においては、関東学連選抜が4位に入賞したことからシード校が9校となったため、予選会からは昨年よりも4校多い、13校が選考されることとなりました。


各大学の応援の幟



スタート地点は滑走路です



スタート前の緊張です!



5.5km付近の先頭グループ


その一方で、第84回箱根駅伝大会では、箱根駅伝の常連校3校が途中棄権となり、予選会に回ることになりました。


したがって、予選会から箱根に行くことができる切符の枚数は増えたものの、常連校3校が加わったことから、内容的には例年どおりの厳しい予選会となりました。



競技は、陸上自衛隊立川基地の滑走路をスタートして滑走路を2周した後、一般道路を少し走り、そして昭和記念公園を2周して原っぱ東花畑をゴールとする20kmコースで行われました。


5.5km付近の先頭グループ



5.5km付近の中段のグループ


各校から12名の選手が出場し、上位10選手の合計タイムで争われます。


まず、10名の合計タイムの上位10校が自動的に選ばれます。

残りの3校は、10名の合計タイムに関東インカレのポイントが加味されて選考されます。


今年は13枚の切符を目指して45校が参加し、各校12名、総勢540名のレースとなりました。参加人数が11名以下の学校もあり、実際は521名だったようです。

立川基地内は選手の走るコースに沿ってロープが張られていましたが、その周りにはぎっしりと応援団が詰め掛けていました。

応援団の数は定かではありませんが、1校から200名の応援でも9000名ですから、1万人以上の方が応援に来ていたのではないかと思います。


ゴール地点です



成績が発表される原っぱ広場に集まる各大学の関係者



成績が発表される原っぱ広場に集まる各大学の関係者



立川基地から昭和記念公園への移動も大混雑


風来坊は、立川基地内の5.5kmで応援した後、昭和記念公園に移動して、ゴール付近で応援しました。

ゴールの近くにレースの速報板があり、何名がゴールしたかが表示されるとともに、上位10名がゴールするとその順番が表示されていました。



各チームの10番目の選手がゴールした順位ですので、合計タイムの順位とは異なりますが、チーム成績の一応の目安になりますので、ボードの前では多くの人が一喜一憂していました。


原っぱ広場に集まる各大学の関係者



1時間8分現在におけるゴールインした人数を速報するボード



1時間11分54秒経過時点での状況


レースが終了して約40分後の11時からレース結果の発表がありました。

上位10校は、本日のレースにおける上位10名の合計タイムの順番ということで、大東文化大学までが決まりました。

残り3校は関東インカレのポイントが加味されるということで、インカレポイントの高い順天堂大学が、合計タイムは14位でしたが、選考されました。


そして、合計タイム12位の青山学院大学が13番目の切符を勝ち取り、33年ぶりの箱根出場を果たしました。

今年も最後の切符争いは大激戦で、13位の青山学院と14位の法政大学は、インカレを加味した総合タイムでなんと6秒差でした。

法政大学にとっては、各人が20kmを1秒ずつ早く走っておれば、箱根に行くことができたという厳しい結果となりました。


1時間14分05秒経過時点での状況



第85回箱根駅伝予選会の成績



緊張した面持ちで成績発表を見守る各大学の関係者


全選手の記録が、次のサイトの「第85回箱根駅伝」「第85回箱根駅伝予選会総合公式記録」に掲載されています。


箱根駅伝公式webサイト


      風来坊


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