散策スポット目次
三春の滝桜
三春の滝桜(5時前)
「三春滝桜」は福島県田村郡三春町にある、エドヒガン系の紅枝垂れ桜です。 開花期には、四方に伸びた太い枝から、薄紅色のちいさな花がほとばしるかのように咲き競い、その様はまさに滝が流れ落ちるかのように見えることから、滝桜とよばれるようになったといわれています。 この滝桜を見るために、毎年全国から20万人以上の観光客が訪れるとのことです。
三春滝桜は、日本を代表する桜の巨木で、根尾谷の薄墨桜(岐阜県本巣市)、山高神代桜(山梨県北杜市)とともに、日本三大桜と言われています。 大正11年10月12日に、他の2本とともに、国の天然記念物に指定されています。
三春の滝桜(5時過ぎ)
三春の滝桜(5時すぎ)
三春滝桜は、樹高13.5m、根回りは11.3mです。 また、枝張りは幹から北へ5.5m、東へ11.0m、南へ14.5m、西へ14.mという巨木です。 近くから見た姿は圧巻です。
幹の中心に空洞ができているため、正確な樹齢はわからないようですが、専門家の推定では、樹齢1000年以上といわれています。 樹木の保護のため、滝桜を直接照らすライトアップは行われていません。
混雑を避けるため、明るくなり始めた5時少し前に三春滝桜に到着しましたが、滝桜の柵の周りには、すでにぎっしりとカメラの放列ができていました。 カメラマンが三脚でカメラをセットして、明るくなるのを待っているのです。 生憎この日の天気予報は、午前中は曇でしたので、太陽光線は期待できないと思い、30分程度、滝桜を楽しんでから現地を離れました。 桃色がかった滝桜は、午前5時前の明るさがまだ十分でない時間に撮影したものです。
アクセス JR磐越東線三春駅からバスで約20分。 タクシーで約15分、約2000円。 駐車場 有料の臨時駐車場、原石山駐車場750台、柴原多目的運動広場250台。 滝桜周辺では、渋滞を緩和するため、交通規制があります。
関連するホームページ 三春の桜・観光ガイド 風来坊