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三春の滝桜 (H20.4.21)


三春の滝桜



三春の滝桜(5時前)

「三春滝桜」は福島県田村郡三春町にある、エドヒガン系の紅枝垂れ桜です。

開花期には、四方に伸びた太い枝から、薄紅色のちいさな花がほとばしるかのように咲き競い、その様はまさに滝が流れ落ちるかのように見えることから、滝桜とよばれるようになったといわれています。

この滝桜を見るために、毎年全国から20万人以上の観光客が訪れるとのことです。



三春滝桜は、日本を代表する桜の巨木で、根尾谷の薄墨桜(岐阜県本巣市)、山高神代桜(山梨県北杜市)とともに、日本三大桜と言われています。


大正11年10月12日に、他の2本とともに、国の天然記念物に指定されています。


三春の滝桜(5時過ぎ)



三春の滝桜(5時前)



三春の滝桜(5時すぎ)


三春滝桜は、樹高13
.5m、根回りは11.3mです。

また、枝張りは幹から北へ5.5m、東へ11.0m、南へ14.5m、西へ14.mという巨木です。

近くから見た姿は圧巻です。



幹の中心に空洞ができているため、正確な樹齢はわからないようですが、専門家の推定では、樹齢1000年以上といわれています。

樹木の保護のため、滝桜を直接照らすライトアップは行われていません。


三春の滝桜



三春の滝桜



三春の滝桜

混雑を避けるため、明るくなり始めた5時少し前に三春滝桜に到着しましたが、滝桜の柵の周りには、すでにぎっしりとカメラの放列ができていました。

カメラマンが三脚でカメラをセットして、明るくなるのを待っているのです。

生憎この日の天気予報は、午前中は曇でしたので、太陽光線は期待できないと思い、30分程度、滝桜を楽しんでから現地を離れました。

桃色がかった滝桜は、午前5時前の明るさがまだ十分でない時間に撮影したものです。



三春町には約10000本の桜があり、そのうちの2000本が滝桜と同じ枝垂れ桜です。


日本さくらの会による「日本桜の名所100選」に、「三春町のシダレザクラ」が選ばれており、三春町全体が桜の名所になっています。

このため、高速道路のICから滝桜に行く間も、あちこちに見事な枝垂れ桜が咲いていました。


三春の滝桜はライトアップされていませんが、三春町にはライトアップされる枝垂れ桜が7本あります。

三春の滝桜



三春の滝桜



三春の滝桜

アクセス

JR磐越東線三春駅からバスで約20分。

タクシーで約15分、約2000円。

駐車場

有料の臨時駐車場、原石山駐車場750台、柴原多目的運動広場250台。

滝桜周辺では、渋滞を緩和するため、交通規制があります。



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 三春の桜・観光ガイド


       風来坊


三春の滝桜


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