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常泉寺の新しい山門
駐車場からの入口
神奈川県大和市にある常泉寺は、「花のお寺」「河童のお寺」として親しまれています。 境内には一年中、四季折々の花々が咲き、特に「春のミツマタ」と「秋の白い彼岸花」が有名です。 常泉寺のミツマタの花は「かながわ花の名所100選」に選定されています。
また、山内には300体以上の河童さまが置かれ、寺を訪ねた人が花々と共に楽しむことができるように、あちらこちらに配置されています。 このカッパは、寺を訪問する方一人一人と接することのできない住職が、自分に代わり心を和ませてもらいたいとの願いから置かれたものだそうです。 なかでも、「かっぱ七福神」「河童智(かっぱち)くん」が人気のようです。
入口から山門までの散策路
ほおづき
彼岸花
常泉寺の宗旨は、曹洞宗であり、本山は福井県の永平寺、横浜の総持寺です。 創建は1588年と言われています。 御本尊は木造の聖観世音菩薩で坐像です。制作されたのは江戸時代であろうと伝えられています。 現在の住職は第24代です。
ネットの友人から、白い彼岸花が咲き始めたとの情報があり、また、常泉寺のホームページでも「発芽が始まりました。 現在は白花が10本ぐらい咲いています」との情報があり、早速に訪ねることにしました。
ナンバンギセル(南蛮煙管)
ミソハギ(禊萩)
常泉寺は度々訪ねていますが、今回は、昨春のミツマタ以来で久し振りでした。 常泉寺に到着してびっくりです。 新しい山門が完成して、入口側から見る光景が全く変わっていました。 駐車場からの入口にも門が作られていました。
トウゴウギク(東郷菊)
ナツズイセン(夏水仙)
彼岸花は、多年草の植物で高さは30〜50cmです。 突然茎が伸びてきて鮮やかな色の花を咲かせ、数日で花が終わって茎だけになります。 花のあとに葉が伸びてきますが、冬と春を越して夏近くなると全く消えてしまいます。 したがって、花と葉を同時に見ることはできないようです。
キョウガノコ(京鹿子)
カワラナデシコ(河原撫子)
アオイロフジバカマ(青色藤袴)
秋の彼岸の頃に咲く頃から「彼岸花」という和名がつけられています。 また、お目出度いことが起こる兆しに、赤い花びらが天からふってくる仏教の経典から、「天上の花」という意味で、曼珠沙華とも呼ばれています。
オミナエシ(女郎花)
常泉寺では白色の彼岸花が約300本、赤色が数千本、境内のあちこちに咲くそうです。 白色は大変珍しく、赤色よりは少し早く咲くそうです。 常泉寺は彼岸花の関東有数の名所といわれています。
オトコヘシ(男郎花)
シモツケ(下野)
オケラ(朮)
ヒオウギ(檜扇)
風来坊の訪問した9月6日は、白色の彼岸花が10本程度咲いている程度で、赤色はこれからという段階でした。 今回は少し早すぎました。 20日前後が見頃かと思われます。
ハナトラノオ
ヤブラン(藪蘭)
「花のお寺」常泉寺! 常泉寺では、お寺と地域の人々との結びつきを大切にしたいということから、いつ来ても来訪者が楽しめるようにと、四季折々の花を咲かせているとのことです。 今回は、彼岸花には少し早かったですが、もう一つの目的である、ナンバンギセルには出会うことができて良かったです。
ケイトウ(鶏頭)
ホトトギス(杜鵑草)
そのほかにも数多くの花に出会うことができました。 しかしながら、花の名前がわからない花も多くありました。 教えていただければ有り難いです。
ハギ(萩)
「河童のお寺」常泉寺! 河童のルーツは中国黄河の上流とされ、古名を「水虎(すいこ)」又は「河泊〈かはく)」とも呼ばれていました。 この言葉が日本に入ってくると、「河童(かっぱ)」と呼ばれるようになったと言われています。 河童は水の精霊で川の神、水の神として色々な信仰を受けています。 このことから水神様の雫から生まれたとも言われます。
シュウカイドウ(秋海棠)
シュウメイギク(秋明菊)
カリガネソウ(雁草)
サルビア・コネクシア
「河童」は水の精霊で川の神、水の神として色々な信仰を受けています。 常泉寺には水の湧き出るところがあり、お寺の名前も「清流山常泉寺」といい、大変水に縁のあることから、「河童」をお祀りしているのだそうです。 境内には300体以上の「河童」が置かれています。
タカサゴユリ
???
コウホネ(河骨)
フヨウ(芙蓉)
アクセス 小田急江ノ島線高座渋谷駅西口から徒歩7分 西口を出て真っ直ぐ進み最初の信号を右折し、次の信号を左折して200m程進むと右側が常泉寺です。
サンジソウ(三時草)
サルスベリ(百日紅)
タマスダレ
シバザクラ(芝桜)
マツバボタン(松葉牡丹)
かっぱ七福神
河童智(かっぱち)くん
駐車場 10台程度です。 拝観料 300円
境内のかっぱ
関連するホームページ 常泉寺 風来坊