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昭和記念公園のイルミネーション (H19.12.15)


カナールのイルミネーション



カナールとイチョウ並木


国営昭和記念公園では、平成10年度から園内の一部を利用して、公園からの冬の贈りもの「ウィンタープレゼント」と題して、イルミネーションイベントが開催されています。

このイベントは昭和記念公園だけでなく、地域の風物詩として成長してきており、毎年15万人以上の来園者があるとのことです。



今年の当初の予定は、12月7日(金)〜25日(火)の開催でしたが、好評につき、特別延長され、12月29日(土)、30(日)、2008年1月2日(火)〜6日(日)も開催されるそうです。


点灯時間は17時から21時までです。


カナールとイチョウ並木



キングオブシャンパングラスツリー


昨年までは、イルミネーションの時間帯の入口は、立川口のみでしたが、
今年から昭島方面からの来園者の便を図るため、西立川口も開門されています。

風来坊、12月16日(日)に「第43回鎌倉歴史探訪ウォーク」に参加し、16km歩く予定でしたので、筋肉痛になっては大変だと思い、前日の15日(土)に昭和記念公園を訪ねることにしました。



キングオブシャンパングラスツリー


キングオブシャンパングラスツリー



昭和記念公園のウィンター ビスタ イルミネーションは有料エリアと無料エリアがあります。


立川口から立川口ゲートの間の立川口広場が無料エリアです。

ここでは、イチョウ並木のイルミネーション、フローラルイルミネーションなどをみることができます。

昨年まで無料エリアにあった、光の動物園は有料エリアに移動していました。


カナールイチョウ並木



神秘的なカナール



シャンパングラスツリー


立川口ゲートの内側が有料エリアで、カナールからふれあい広場にかけてさまざまなイルミネーションが展開されています。

この時期、昭和記念公園は4時30分に閉園ですから、16時以降に有料エリアに入場できるのは立川口ゲートと西立川口ゲートの2個所となります。



立川口を利用する場合は、JR中央線立川駅から徒歩約15分です。

立川口ゲートから入ると、ウィンター ビスタ イルミネーションのシンボルツリーである、優しい光に包まれた、キングオブシャンパングラスツリーのお出迎えです。

キングオブシャンパングラスツリーは刻々と色が変化する、シャンパングラスを積み上げたツリーです。


オブシャンパングラスツリー



神秘的なカナールの光景


キングオブシャンパングラスツリーは、シャンパンググラス6
,545個が33段に積み重ねられており、高さは4.5mです。

このシンボルツリーは立川口を入ってすぐの円形花壇に設置されており、記念撮影をすることができます。

ツリーの周りは多くの人で賑わっていました。



ミニシャンパングラスツリー


ミニシャンパングラスツリー



キングオブシャンパングラスツリーから大噴水までのカナール周辺が、ウィンター ビスタ イルミネーションのメイン会場といえます。


全長200mのカナールの両側には、秋に見事な紅葉を見せてくれるイチョウ並木があります。

このイチョウ並木は16万球の電球で光のトンネルを作っていました。


カナールのイルミネーション



カナールのイルミネーション



カナールと大噴水


カナールの両側のイチョウ並木は200mですが、無料エリアのイチョウ並木とカナールのイチョウ並木が直線状に並んでおり、2つを併せると、約400mにも及ぶVista景観を楽しむことができます。

Vista
(ビスタ)とは、街路や並木道などの直線的な見通しの良い眺めを意味するのだそうです。



カナールの一番立川口よりに一対のシャンパングラスツリーが設置されています。

ここに設置されているシャンパングラスツリーは、約3,300個のシャンパングラスを積み上げて造られた一対のオリジナルなツリーです。

流れ落ちる水が光を反射させて、幻想的な世界を演出しています。


カナールの樹氷型噴水



カナールの樹氷型噴水


このシャンパングラスツリーは最下段のシャンパングラスの数が441個(21個×21個)です。

1段上がるごとに1辺の数が1個ずつ減っていき、20段目は4個、21段目(頂点)は1個です。高さは約2
.8mで、シャンペングラスは2基で6,622個使用されています。



大噴水



また、カナールに沿って3段のミニシャンパングラスツリー100基が設置されています。

ミニシャンパングラスツリーの柔らかな光が水面を照らし、幻想的な空間を演出しています。


大噴水とカナール並木



大噴水


大噴水



カナールのイルミネーション



カナールのイルミネーション


昭和記念公園のシンボル的存在である大噴水とカナールの中にある4つの樹氷型噴水もライトアップされています。



大噴水の周囲のイルミネーション


大噴水の周囲のイルミネーション



大噴水横の芝生地に、まばゆい光に彩られたパークトレインが設置されていました。

まるで「おとぎの国」のような感じです。

パークトレインは動きませんが、客車に乗って休憩できるほか、記念撮影のスポットになるように配慮されており、多くの人で賑わっていました。


パークトレイン



ひかりの動物園


ひかりの動物園



ひかりの動物園


また、パークトレインの設置されているすぐ脇に、イルミネーションで装飾した「ひかりの動物園」が設けられています。

動物トピアリー(平面)20体が展示されており、子ども達に大人気でした。

この動物もひかりが点滅しており、記念撮影のタイミングも難しそうでした。


ふれあい広場のイルミネーション


ふれあい広場のフラワーイルミネーション



大噴水から奥に進むとふれあい広場です。


今年は、ふれあい広場にフラワーイルミネーションが展開されていました。

芝生斜面を中心に、花形のグランドイルミネーションが一面に装飾され、「冬に見られる花畑」が演出されていました。


フラワーイルミネーション全景



フラワーイルミネーション


また、斜面の一番上部には、カーテン状の高さ7m、幅60mのイルミネーションが設置されるとともに、斜面に沿って川の流れをイメージしたイルミネーションも設置されていました。

さらに、一部のエリアでは、音に反応するコントローラーにより、大声を出したり拍手をすると、花畑の景色が浮かび上がる演出が行われていました。


ふれあい広場の芝生斜面に近づくと盛んに子供達の叫び声がします。

子供達がイルミネーションに興奮して叫び声をあげているのかと思いましたが、原因は音に反応するコントローラーでした。


芝生の斜面の上部にも散策路が設けられており、花畑の周りを取り囲んだ子供達が叫んでくれるため、花畑の景色が浮かび上がる時間が長く、撮影にはラッキーでした。

土曜日で大混雑でしたが、この仕掛けだけは子供の多い日が良いようです。


フラワーイルミネーション



フラワーイルミネーション



子供達の叫び声で見事に咲いた花畑


ふれあい広場のシンボルツリーである大ケヤキは、青色や白色のLEDなど2万球のイルミネーションによる装飾が行われていました。

また、「よみがえる樹々のいのち展」のエコアート作品の一部が残され、イルミネーションやスポットライト等によるライトアップ装飾が行われていました。



子供に人気のイルミネーション


子供に人気のイルミネーション



ふれあい広場のレストランは営業していますが、レストランの近くには臨時売店約15店舗が出店されており、暖かいスープやホットワインなどの飲み物のほか、軽食なども提供されています。


寒い中でも一息つけるエリアです。

このホットフィードショップは無料エリアにも出店されています。


シンボルツリーの大ケヤキ


無料エリアのイルミネーション


無料エリアのイルミネーション



巨大リースとトナカイのオブジェ

無料エリアのイチョウ並木は約1万3千球のイルミネーションで装飾されています。

イチョウ並木に沿って配列されている芝生広場に、花模様をモチーフとしたイルミネーションアートが飾られています。


また、ここではボランティアの手作りによる直径2mの巨大リースとトナカイのオブジェが出迎えてくれます。

巨大リースは撮影スポットとなっていました。



毎週土曜日とクリスマスイブの夜には、冬の花火を楽しむことができます。

夜の8時から5分間で、クリスマスをイメージした可愛い花火、約500発が打ち上げられます。

ふれあい広場で見るのは一番のようですが、無料エリアからも見ることができます。


立川口ゲート付近のイルミネーション



立川口入口


立川口出口



フローラルイルミネーション

アクセス

JR中央線立川駅から徒歩15分


多摩都市モノレール北立川駅から徒歩13分


JR青梅線西立川駅からイルミネーション会場までは徒歩約10分

駐車場

16:00以降は立川口駐車場のみ


普通車は200円


入園料

有料エリア:大人400円 小人80円

無料エリアは立川口ゲートの外側です。


関連するホームページ

 国営昭和記念公園

        風来坊


土曜日には花火も!


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