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福寿草
南大王は向こうの山の向こう側
高知県大豊町の南大王地区には福寿草の群生地があります。
わずか12戸ほどの民家が点在する小さな集落ですが、約2ヘクタールの中に5万株以上といわれる福寿草が自生しており、2月中旬から3月上旬にかけて福寿草の花を楽しむことができます。
このところの温暖化で全般的に雪が少なくなり、雪の中から顔を出す可憐な福寿草にはなかなかお目にかかることはできません。
が、逆に、雪がないからそこまで車で上がり、福寿草をみることが出来るということでもあります。
車で気軽に安全に行けて、なおかつ雪の中の福寿草を見たい、というのは欲張りな願いといえるでしょう。
日当たりの良いところは雪も解けています
西斜面に日がさしてきたところ
前日の雪が上がり、暖かい日差しになった2月25日、なんとも運良く雪の残った山の福寿草に会うことができました。 素晴らしかったです。
前日の雪の重みを受けていたらしい
福寿草は種で増えるそうですが、花をつけるまでに7年もかかるそうです。
地区の方々のやさしい気配りで以前見たときよりも草数が増えたように思いました。 どうかこの自然が自然のままに残りますようにと願わずにはいられません。
太陽が大好きな花
自然の中で自然のままに
当日は平日であったため混雑はありませんでしたが、たくさんの方が見に来ていました。 2日後の日曜日は大混雑であったとか。
現地への道幅は車1台分の広さですので、見に行かれる方はそのことを念頭に置かれることをお願いします。
青い空と福寿草
萱ぐろのある斜面にもよく見ればあります