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浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス (H20.8.19)


浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス



キバナコスモスと新橋の高層ビル


浜離宮恩賜庭園のお花畑では、毎年キバナコスモスを楽しむことができます。

ネットの友人から、8月14日のキバナコスモスの光景が届けられました。すでに見頃を迎えつつある感じです。

8月19日に浜松町に行く用件がありましたので、浜離宮恩賜庭園に足を延ばしてみました。



浜離宮恩賜庭園では、お花畑に今年も10万本のキバナコスモスが植えられています。

風来坊の訪ねた19日には、オレンジ色のキバナコスモスが見頃を迎えていました。

また、黄色のキバナコスモスも咲き始めていました。


キバナコスモスと新橋の高層ビル



キバナコスモスと新橋の高層ビル

キバナコスモスは、すでに見頃を迎えているエリアと、現在咲き始めのエリアとがあり、長期間にわたって楽しめることができそうです。

また、キバナコスモスの隣には、コスモスが植えられており、咲き始めの段階でした。

コスモスも、いろいろな種類のコスモスが植えられているようです。

サイケやシーシェルなどを見ることができました。


浜離宮恩賜庭園は、潮入の池と2つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園です。

潮入の池は、海水を導き潮の満ち干によって池の趣を変えるもので、海辺の庭園で通常用いられていた様式です。

旧芝離宮恩賜庭園、清澄庭園、旧安田庭園なども昔は潮入の池でした。しかし現在、実際に海水が出入りしているのは、浜離宮恩賜庭園だけです。


見頃のキバナコスモス



キバナコスモスと築地の高層マンション



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス

浜離宮恩賜庭園は、この潮入の池や鴨場を中心にした南庭と、明治時代以降に造られた北庭とに大別されます。

この土地は、寛永年間(1624〜1644年)までは、将軍家の鷹狩場で、一面の芦原でした。

ここに初めて屋敷を建てたのは、4代将軍家綱の弟で甲府宰相の松平綱重です。


承応3年(1654年)、海を埋め立てて庭園を造成し、甲府浜屋敷または浜屋敷と呼ばれる別邸を建てました。

以来、歴代将軍によって幾度かの造園、改修工事が行なわれ、11代将軍家斉のときにほぼ現在の姿の庭園が完成しました。

明治維新ののちは宮内庁所管となり、皇室宴遊の地にあてられ、名前も浜離宮となりました。


コスモスは咲き始めです



このエリアのキバナコスモスは咲き始めです

その後、関東大震災や戦災によって、御茶屋など数々の建造物や樹木が損傷し、往時の面影はなくなりましたが、昭和20年11月3日、東京都に下賜され、整備ののちに昭和21年4月から有料公開されるようになりました。

国の文化財保護法に基づき、昭和23年12月には国の名勝及び史跡に、同27年11月には周囲の水面を含め、国の特別名勝及び特別史跡に指定されています。


新橋地域の再開発により、浜離宮恩賜庭園の周りには、近代的な高層ビルが数多く建築されました。

ここでは、庭園の美のみでなく、広大な庭園と高層ビルの織りなす景観も楽しむことができます。


広大な庭園だけあって、庭園内に入ると都会の喧騒とはかけ離れた雰囲気です。


キバナコスモス



キバナコスモスとチョウ



コスモス:サイケ

庭園内には数多くの見所があり、またこの時期はサルスベリなどの花も楽しむことができます。

8月19日の東京は酷暑日、今回はお花畑のみで退散しました。

キバナコスモスの中を飛び回る蝶を追いかけましたが、花に止まる時間が短く、コンパクトデジカメの風来坊の手には負えませんでした。



コスモス


コスモス


アクセス

大手門口
都営地下鉄大江戸線「築地市場」「汐留」、ゆりかもめ「汐留」駅から徒歩7分

JR・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線「新橋」駅から徒歩15分


中の御門口
都営地下鉄大江戸線「汐留」駅10番出口から徒歩5分

JR「浜松町」駅から徒歩15分


コスモス:サイケ



コスモス:???


コスモス:???



コスモス:シーシェル

水上バス

東京水辺ライン(両国お台場クルーズ)、東京都観光汽船(浅草〜日の出桟橋)で「浜離宮発着場」下船

浜離宮発着場は浜離宮恩賜庭園内にあります。

東京水辺ライン、東京都観光汽船にはさまざまなコースがありますので、「浜離宮発着場」を経由するか否かを乗船前にチェックして下さい。




入園料

300円


関連するホームページ


 浜離宮恩賜庭園


         風来坊


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