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昭和記念公園では、この時期、花木園(早春のエリア)でソシンロウバイ、サンシュユ、マンサク、スノードロップ、梅などの早春の花を楽しむことができます。 また、花木園(早春のエリア)には、福寿草を楽しむことができる、「福寿草の小径」が設けられております。
早春一番に開花する福寿草は、縁起物として正月飾りに利用され、別名「元日草」とも呼ばれています。 厳しい寒さの中、芽吹き前の明るい林の下で、他の植物よりも一足早く活動を始めます。 落ち葉の中から顔を出す大きな花は、パラボラアンテナの様に光を中央に集め、花を温かくすることで虫を誘います。
福寿草は日が当たる昼間に開花し、夕方には花を閉じます。 これは、花には蜜がないため、昆虫に花粉を運んでもらうために、日が当たったときに花を広げて温度を上げ、昆虫が体温を確保するために花に立ち寄るという工夫がされているそうです。
園内・花木園にある「福寿草の小径」には、300平方メートルのエリアに10000芽の福寿草が植えられております。 そして、福寿草を近くから楽しむことができるように、エリアの中に100mの福寿草の小径が設定されています。
スノードロップはヨーロッパ南東部の原産で、淡い緑の茎に、純白の可憐な花が良く似合っている、高さは10cmほどの花です。 16・17世紀頃女性が付けていた耳飾りを「drop」と言い、花の形が小さな耳飾りを思わせたことから「スノードロップ」という名前がついたともいわれています。
また、その姿からか、心温まる逸話が多数残っているようです。 花木園の花壇には、いくつかの逸話が紹介されています。 その一つに「アダムとイブが、エデンの園を追われ、二人に雪が吹き付けていました。哀れに思った天使が、雪を溶かしスノードロップに変えた。」といった話があります。 昭和記念公園では、今年から「スノードロップ」を、1600球に大幅に増やしたそうです。
ソシンロウバイ
花木園「梅園」や「福寿草の小径」の近くに、12本あります。 「素心(そしん)」とは、他に色が混ざっていないことを現しているそうです。 全体が黄色で、中央部も変化のないロウバイの変種です。
サンシュユ
サンシュユ 早春に葉に先だって、とてもかわいらしい小さな黄色い花を塊状に付けます。 開花したら、近寄って一つ一つの花も見て上げてくださいね。 花の咲いている様子から、ハルコガネバナという別名があります。
クロッカス
クロッカス 渓流広場や子供の森のチューリップガーデンなどで見ることができます。 白、黄色、紫色があるようですが、風来坊は黄色しか出会えませんでした。
マンサク 早春に、他の花に先駆けて、「まず咲く」ことから「マンサク」という名前が付けられたと言われています。 昨年の枯れた葉が落ちずに花が咲くのが特徴です。
マンサク
冬クレマチス
冬クレマチス・アンスンエンシス ハーブ園に冬クレマチスが咲いていました。 普通のクレマチスは冬に休眠するのに、冬クレマチスは夏に休眠して、生育サイクルが半年ずれたタイプのもので、冬枯れの時に花が咲いてくれる有り難い花です。
梅
花木園にある「梅園」には、20品種、約80本のウメがあります。 また公園全体では、150本が植えられているそうです。
大盃
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八重野梅
2月下旬には、「茶せん梅」と言う変わった品種も見ることが出来るそうです。 しかしながら、今年は梅の開花が遅く、早咲きの八重野梅、大盃(おおさかずき)が咲いている程度でした。
山茶花
水仙
アクセス 西立川口 JR青梅線西立川駅から徒歩2分 このほか立川口、昭島口、玉川上水口、砂川口があります。
水仙と福寿草
馬酔木
オオイヌノフグリ
関連のホームページ 国営昭和記念公園 風来坊