駐車場から旧国道1号線を1.3kmほど下ると平坦な道路となります。
坂道を下ったところに一里塚があり、ここからJR由比駅までの約2kmは、街道時代の面影を残す街並み「倉沢・寺尾の街並み」が続いています。
東海道東海道16番目の宿場町である由比宿は、JR由比駅よりも東側にあります。このため由比宿と薩埵峠の間は距離があり、そこへ至る道筋も断崖が海に迫る険しさのために、間の宿である寺尾や倉沢が置かれていました。
東側の寺尾村は、初めは海岸寄近くにありましたが、元禄12年(1699年)の大津波によって壊滅し、現在の場所へ移転したといわれています。
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