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バカラシャンデリア
ゴズペルコンサート
恵比寿ガーデンプレイスでは、11月5日(土)から1月9日(月・祝)までの間、「Baccarat ETERNAL LIGHTS・・・-歓びのかたち-」と題し、イルミネーションイベントが開催されています。 世界最大級を誇るバカラシャンデリアは、圧倒的な存在感があり、輝きが人々を魅了します。また、時計広場の豪華で迫力あるクリスマスツリーなど、街中を舞台とし、総数約10万球の光でライトアップされています。
恵比寿ガーデンプレイスのクリスマスイルミネーションのメインはバカラシャンデリアの展示です。 バカラシャンデリアは、フランス・バカラ社のもので、高さ約5m、幅約3m、クリスタルパーツ総数8472ピース、ライト総数250灯と、世界最大級を誇っています。
250灯のシャンデリアは、1994年にバカラ創設230周年を記念して制作された230灯のシャンデリアをベースに20灯分の灯りを増やしたものです。 この250灯のシャンデリアの制作には、67名の職人が携わり、約5380時間を要したとのことです。 バカラの光とキラメキを象徴する傑作とのことです。
バカラ社は、1764年、ルイ15世の認可を受け、フランス東部ロレーヌ地方にあるバカラ村に創設されました。 以来、「最良の素材、最高の技術、そしてそれを継承する」という理念に基づき、バカラ社は3世紀にわたり、一貫して至上の美を求め続け、高級クリスタルの代名詞といわれるようになりました。 人口5000人のバカラ村では親子3代がバカラ社で働いているという例も珍しくなく、バカラ社のクリスタルは今も変わらずこの小さな村の工場で作られ続けています。
1824年にフランスで初めてクリスタルのシャンデリアを制作し始めたバカラは、1855年のパリ万国博覧会への出品以来、さまざまなデザイン、スケールの作品を制作し、世界で称賛の的となりました。 各国の王侯貴族や実業家、そして建築家は、バカラのシャンデリアを成功の象徴として、また空間を華やかに演出する装飾品として飾っています。
恵比寿ガーデンプレイスのイルミネーション
恵比寿ガーデンプレイスでは、パカラシャンデリアのほかにも見所があります。 エントランスパビリオン、時計広場、坂道のプロムナード、センター広場、シャトー広場、グラススクエア、恵比寿ガーデンプレイスタワー38階等を舞台として、約10万球の光でライトアップされているのです。 点灯時間は、バカラシャンデリアは12時から24時、クリスマス・イルミネーショは16時から24時です。
恵比寿ガーデンプレイスは、恵比寿の中心地からはやや離れているものの、JR恵比寿駅からスカイウォーク(動く歩道)で直結されています。 ショッピング、オフィス、飲食から住居に至るまでさまざまな機能を兼ね備えた、東京都における都市開発の代表的な存在です。
総合的な開発により建造物の集合群とはならず、敷地の多くを開放し周辺の環境と隔絶的にならないよう留意されている全体計画は、都市開発のモデルの一つといわれています。 ただし、吹き抜けが外部と通じているため、外部と遮断されている横浜みなとみらいのクイーンズスクエアなどに比べて快適に利用できる時期は限られているようです。 風来坊の訪ねた12月10日はバカラシャンデリアの前でゴズペルコンサートが開かれており、美しい声が響き渡っていました。
関連のホームページ 恵比寿ガーデンプレイス アクセス JR恵比寿駅、東京メトロ恵比寿駅から徒歩10分 動く歩道を利用するとわかりやすいです。 風来坊