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雛舟に乗る準備です
本日の主役です
水運を利用して「江戸優り(えどまさり)」といわれるほど栄えていた佐原。 人々は、江戸の文化を取り入れ、更にそれを独自の文化に昇華していました。 その面影を残す町並みが小野川沿岸や香取街道に今でも残っています。 このような歴史景観をよく残し、またそれを活かしたまちづくりに取り組んでいることが認められ、平成8年12月、関東で初めて「重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)に選定されました。
乗船したら出発準備位置へ
出発準備位置に勢揃い
準備完了 いよいよ出航です
1艘目
2艘目
3艘目
4艘目
5艘目
6艘目
佐原の「重伝建」は昔からの家業を引き継いで今も営業を続けている商家が多く、「生きている町並み」として評価されています。 このような江戸の商都の面影を残す佐原の町並みをめぐり、それぞれの商家自慢のお宝を見てもらう「佐原まちぐるみ博物館」を、佐原おかみさん会が運営しています。 その企画展の一つとして、2月から「佐原雛めぐり」を開催しています。
7艘目
小野川を優雅に航行する雛舟
佐原まちぐるみ博物館には現在42館(店舗等)が参加しており、そのうちの半数以上で期間中、江戸・明治期の古びなや和紙で製作した雛人形、御所を模した建物に人形が収まる御殿飾りなど各家に伝わる大切な雛人形が店頭に飾られます。 また、伊能忠敬記念館や佐原町並み交流館などの周辺施設でも雛人形を飾るなど、まち全体で春の空間を演出しています。 店先の桃色のまねき布が展示場所の目印です。目印のある店には、中に入って展示物を見ることができます。
「さわら雛めぐり」の開催期間は、1月29日(金)から3月21日(月)までです。 開館期間は各店舗によって異なります。 また、休館日も各店舗によってことなります。
「さわら雛めぐり」のメインイベントともいえる「さわら雛舟」が3月12日(土)に開催されました。 「さわら雛舟」は煌びやかな雛衣装に身を包んだお内裏様とお雛様一行が、雅楽の美しい音色とともに小野川を優雅に進む水上雛祭りです。 水郷佐原でしか見ることが出来ない雛まつりイベントです。
JR成田線の鉄橋を潜ります
成田線の鉄橋の下流でUターンです
運行予定時間は、11:00、13:30、15:00の3回です。 今年はコミュのイベントで11時15分に佐原駅に集合したため、1回目の「さわら雛舟」を見ることはできませんので、最初に「道の駅川の駅水の郷さわら」を訪ねた後、小野川沿いを散策しながら忠敬橋に13時頃到着しました。 「さわら雛舟」の出発場所は、忠敬橋の少し上流の「伊能忠敬旧宅」前です。 忠敬橋から上流の両岸はすでに多くの観光客やカメラマンで埋まっていました。
すれ違う雛舟
Uターン完了!
成田線の鉄橋を潜り上流へ
13時過ぎになると「さわら雛舟」に乗船する人達が、次々と「伊能忠敬旧宅」前に集まってきました。 そして7艘の舟に次々と乗り組みます。 舟への乗り組みが始まると観光客が少し移動し、忠敬橋の上流で撮影スポットを確保することができました。
13時30分になるといよいよ出発です。 2年前は竿を操って移動したように記憶していますが、今回はエンジンによる航行です。 したがって、舟の速度は歩く程度の早さです。 忠敬橋付近は大変な混雑ですが、下流に進みにしたがい両岸の人並みは少なくなります。
忠敬橋
イベントを無事終了でいてゴールに到着です
ゴールに向かう雛舟
「さわら雛舟」は出発点から700mほど下ったところでUターンして戻ってきました。 Uターン場所は、JR成田線よりも少し下流に進んだところです。 今年は雛舟とともに、JR成田線付近まで一緒に移動しました。 下流に進むにしたがい橋の上の人も少なくなり、いろいろな角度から雛舟を眺めることができました。
水郷佐原山車会館
佐原の街中を散策すると店頭には竹飾りのお雛様が、店内には各家に伝わる大事なお雛様が飾られていました。 また、佐原町並み交流館には数多くのお雛様が飾られていました。 今回はコミュのイベントでしたから、さわらの街並みはあまりゆっくりと見学することはできませんでした。
街並みのひな飾り
関連するホームページ 水郷佐原観光協会 風来坊
佐原駅