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アメリカのクリスマス
外交官の家は、「アメリカ合衆国(ニューヨーク)」のクリスマスで、テーマは「『Style of NY』 〜 X'mas holidays 〜」です。
外交官の家は、明治43年、明治政府の外交官・内田定槌の私邸として、アメリカ人建築家J.M.ガーディナーの設計により、東京渋谷の南平台に建てられたものです。 木造2階建てで塔屋がつき、天然スレート葺きの屋根、下見板張りの外壁で、アメリカンビクトリア様式で建てられています。
平成9年(1997年)に、横浜市は、内田定槌氏の孫にあたる宮入氏からこの館の寄贈を受け、山手イタリア山庭園に移築復元し、一般公開しました。 そして同年、国の重要文化財に指定されました。
室内は家具や調度類が再現され、当時の外交官の暮らしを体験できるようになっています。 寝室から続く八角形のサンルームは、陽子夫人がプライベートルームとして使っていました。 陽の光がふんだんに射し込むガラス張りのサンルームは西洋館に共通の特徴的な部屋といえます。 屋外に出る扉もなく、室内というよりも屋外として捉えられていたようです。
外交官の家
イタリア山庭園
イタリア山庭園キャンドルガーデン 山手イタリア山庭園では、キャンドルガーデンが、12月20日(土)に開催されます。並木、水路等にデザインされた2000本のキャンドルで、庭園が優しい揺らめきの灯に包まれます。 日没から19時までです。
シンガポールのクリスマス
ブラフ18番館は、「シンガポール共和国のクリスマス」で、テーマは「海を臨むクリスマス〜東洋の貴婦人と共に〜」です。
海の交通の要衝として、煌めくように発展してきたシンガポール。 人やモノが交わる街で、東洋の貴婦人と共にエキゾチックで華やかなクリスマスを。 プラナカンの女性的で繊細な美意識もお楽しみください。 コーディネーターは、team-K (梶田恵臣・栗栖信子・川上りか)です。
ブラフ18番館は、大正末期に山手町45番地に建てられた外国人住宅です。 戦後は天主公教横浜地区(現カトリック横浜司教区)の所有となり、カトリック山手教会の司祭館として平成3年まで使用されてきました。 建物は木造2階建てです。1、2階とも中廊下型の平面構成で、フランス瓦の屋根、暖炉の煙突、ベイウィンドウ、上げ下げ窓と鎧戸、南側のバルコニーとサンルームなど、震災前の外国人住宅の特徴がみられます。
平成3年に横浜市が部材の寄付を受け、現在地に移築復元しました。 館内は震災復興期(大正末期〜昭和初期)の外国人住宅の暮らしを再現し、元町で製作されていた当時の横浜家具を復元展示しています。 平成5年から一般公開されています。
アクセス 山手111番館、イギリス館:みなとみらい線元町駅から徒歩約10分 外交官の家、ブラフ18番館:JR根岸線石川町駅から徒歩約5分 入館料 世界のクリスマスは全館無料です。 関連するホームページ 横浜山手西洋館
ブラフ18番館
ブラフ18番館のイチョウ
世界のクリスマスその1(山手111番館、横浜市イギリス館)へ 世界のクリスマスその2(エリスマン邸、山手234番館)へ 世界のクリスマスその3(山手68番館、べーリック・ホール、)へ 風来坊