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エリスマン邸の装飾
エリスマン邸 エリスマン邸のテーマは「花・香・水洋館」です。
作品のコンセプトは エリスマン邸は、洋館でありながら、シンプルで直線的な印象で、どこか和的な直截さも感じます。 飾るものによってその印象が変わり引き立ててくれるような 木のぬくもりと白を基調としたこの空間に、竹の持つ強さとしなやかさと精悍なグリーンに 花や植物の表情を、この館を訪れる人々に、感じて頂けたらと思います。
粕谷 尚弘の作品です。 粕谷 尚弘 一葉式いけ花 家元嗣、公益財団法人日本いけばな芸術協会 特別会員、いけばな協会 評議員 一葉式いけ花三代家元・粕谷明弘の二男として生まれる。 幼少より家元に師事。 大学卒業後、渡米、インダストリアルデザインを学ぶ。
国内では、各所でいけ花の指導を行う側ら、個展や花展など作品を発表し、他の分野の作家とのコラボレーション等を積極的に取り組んでいる。 また海外においては、ニューヨーク・メトロポリタン美術館でのデモンストレーションをはじめ、 数多くのいけばなライブや指導をするなど、海外でのいけばなの普及活動にも力をいれている。 今回の「花と器のハーモニー」のイベントで、金賞を受賞です。
エリスマン邸は、大正15年(1926年)にスイス人貿易商エリスマン氏の私邸として山手町127番地に建てられました。 木造2階建ての白く美しい洋館は、「近代建築の父、」といわれるチェコ出身のアントニン・レーモンドの設計です。
昭和57年にマンション建築のため解体されましたが、平成2年に現在の地に再現されました。 1階各室には、レーモンドの設計した家具が復元展示され、2階には写真や図面で山手の洋館に関する資料を展示しています。 横浜市認定歴史的建造物に指定されております。 木立に囲まれた眺めのよい喫茶室があります。
山手234番館の装飾
山手234番館 山手234番館のテーマは「〜if・千利休と私の友達をスイーツでおもてなしをするとしたら〜」です。
作品のコンセプトは スイーツには時を超えた歓びがあります。 和モダンなディスプレーで、今の世に利休をお招きし、 私のステキなお友達と一緒にお茶とスイーツでおもてなしをしたら・・・・と想像してみました。 さあ、どんな会話で花を咲かせることでしょう。
為谷 一重、藤原 素朝の作品です。 為谷 一重 食空間コーディネーター。「あとりえ そら」「HITOEのテーブル」主宰。 横浜山手の西洋館、旧柳下邸、住宅展示場等での空間演出や季節感のある「ちょっとおしゃれなテーブルコーディネート」セミナーを開催。 また、ファッションショーのイベントなど「共に楽しむ」ことをモットーとして活躍中。
藤原 素朝 華道梶井宮御流 第二十一世家元。 華道梶井宮御流は、京都大原の三千院に伝わる流派。 父・二十世に師事し、2004年二十一世を継承襲名。 毎年11月に三千院に於いて「伝統華道展」を開催。 その他諸流展出瓶、個展などで活躍中。
山手234番館は、昭和2年頃に外国人向けの共同住宅(アパートメントハウス)として、民間業者によって建設されました。 関東大震災により横浜を離れた外国人に戻ってもらうための復興事業の一つとして建てられ、設計者は、隣接する山手89−6番館(現在のえの木てい)も設計した朝香吉蔵です。
建設当初の施設は、4つの同一形式の住宅が中央の玄関ポーチを挟んで、左右対称に向かい合い、上下に重なる構成になっていました。 また、各住戸の3LDKの間取りは、合理的かつコンパクトにまとめられ、往時の「モダン」な生活様式が伺えます。 また、洋風住宅の標準的な要素である上げ下げ窓やよろい戸、煙突などが、簡素な仕様で採用されており、震災後の洋風住宅意匠の典型といえます。
平成元年に横浜市が歴史的景観の保全を目的に取得しました。平成9年から保全改修工事を行い、平成11年から一般公開しています。 1階は山手の総合案内所になっており、山手の移り変わりの資料などが展示されております。2階は展示や会議に使用されています。 横浜市認定歴史的建造物に指定されております。
アクセス 山手111番館、イギリス館:みなとみらい線元町駅から徒歩約10分 外交官の家、ブラフ18番館:JR根岸線石川町駅から徒歩約5分 入館料 花と器のハーモニーは全館無料です。
関連するホームページ 横浜市緑の協会花と器のハーモニー 花と器のハーモニーその1へ 花と器のハーモニーその3へ 風来坊