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ロマンスエリア・ゆりゾーン
富士見高原スキー場のゲレンデに2004年7月に「ゆりの里」が開園しました。 これが「富士見高原ゆりの里」です。 静岡県の「可睡ゆり園」が提携し、30種類以上500万本のユリが植えられ、夏には花が咲き乱れます。
一昨年までは。ゲレンデ全体にユリの花が植えられて「富士見高原ゆりの里」と呼称されていましたが、昨年から季節ごとに移り変わる花々を楽しんでいただくという趣旨から、百日草、ルドベキア、ケイトウ、コスモス、あじさい、山野草などさまざまな花が植えられ、名称も「富士見高原花の里」に変わりました。
富士見高原花の里は、ロマンスエリア、白樺ゆりエリア、展望エリア、創造の森などに大きく区分されています。 ロマンスエリアは、緩やかに拡がる第2ゲレンデで、一昨年まではゲレンデ全体にユリが植えられていましたが、昨年からはゲレンデの上半分が百日草、下半分がユリのエリアとなっています。
さらに、ロマンスエリアとロマンスリフトとの間に、ルドベキアゾーンが設けられています。 また、今年からロマンスエリアの一番下方のエリアと展望エリアにケイトゾーンが設けられています。 したがって、ユリのみでなく、いろいろな花を楽しむことができるようになっています。
ロマンスエリアの前方には南アルプスをはじめとする山々が連なっており、高原の風に吹かれながら、雄大な景観を楽しむことができます。 ロマンスエリアの周囲がカートゾーンになっており、自動運転のカートでぐるりと一周できるようになっています。 カートに乗ってユリの花と前方に拡がる景観をゆっくり楽しむことができます。
白樺ゆりエリア
ロマンスエリアは、エリアの中には散策路が設けられており、百日草ゾーンは散策路に沿って散策できます。 ゆりゾーンは、ユリの植えられているエリアと芝生のエリアが混在しており、咲き誇るユリを楽しみながら、芝生の上を自由に散策することができます。
ロマンスエリアの一番下側から白樺ゆりエリアに行くことができます。 白樺ゆりエリアの一番手前があじさいゾーンになっています。 あじさいは残念ながら見頃を過ぎていました。
白樺ゆりエリアは、白樺林の中に群生するユリを楽しむことができるエリアです。 真っ白な白樺の木々とユリとのコントラストの美しいエリアで、カメラマンに人気の場所です。 この日も東京からクラブツーリズムを利用した撮影ツアーの団体が来訪していて、散策路は三脚の行列でした。
霧が立ちこめた白樺ゆりエリアは幻想的な光景となります。 このため、通常の開園は9時からですが、特別に朝6時から9時までの間、早朝撮影会が計画されています。 人数制限があり、事前の申し込みが必要です。
ロマンスエリアの一番下方からロマンスリフトに乗ってロマンスエリアの一番上方に移動し、ここで展望リフトに乗り換えて展望エリア、創造の森に移動することができます。 展望リフトを降りた場所が、展望エリアと創造の森の入口で、標高1400mです。 展望リフトの足下にもユリが咲くとのことですが、未開花でした。
今年は展望エリアにケイトゾーンになっていました。 前方に広がる展望のみでなく、色とりどりのケイトウも楽しむことができました。
展望リフトから展望エリアと反対方向に進むと創造の森です。 創造の森の手前左手に八ヶ岳と山上ゆりゾーンがあります。 このエリアのユリは咲き始めの段階でした。
山上ゆりエリアを過ぎると創造の森です。 創造の森は、八ヶ岳連峰の南端に飛び出した場所で、展望台からは富士山、北岳、奥穂高岳の日本三大高峰を望むことができます。 展望台から望む富士山は、関東富士見百景の一つに選ばれていますが、この日は雲が懸かっていて、その絶景を望むことができませんでした。
ロマンスエリア・百日草ゾーン
創造の森には3つの展望台があります。 展望リフトから200mほどの望郷の丘展望台で、ここより更に高いエリアに望岳の丘展望台や望峰の丘展望台があります。 このエリアでは、50体あまりの現代彫刻や山野草を楽しむことができ、展望台を巡りながら散策を楽しむことができます。
今年の関東の梅雨明けは7月22日でした。 その後は猛烈な暑さながら晴天続きでしたが、生憎暑気払いの懇親会が続いたため、なかなかいくチャンスがありませんでした。 いつ行こうかと悩んでいたところ、7月28日(月)は比較的天気が良さそうですから、思い切って出かけることにしました。
ロマンスエリア・ケイトウゾーン
小淵沢駅から鉢巻周遊リゾートバスを利用して10時40分に富士見高原花の里に到着したところ、入口近くの駐車場は満車に近い状況で、平日にもかかわらず多くの方が見に来られていました。 富士見高原花の里に到着した頃は雲が多かったですが、次第に晴天になりました。
展望エリア・ケイトウゾーン
ロマンスエリアや白樺ゆりエリアのユリも丁度見頃で、高原のユリを大いに楽しむことができました。 やはり標高1250m〜1400mに広がるユリのエリアは夏でも涼しく、気分爽快の散策でした。
八ヶ岳と山上ゆりゾーン
関連ホームページ 富士見高原花の里 入園料 1100円
山上ゆりゾーン
創造の森・望郷の丘展望台から
創造の森・望郷の丘展望台
アクセス 7月19日(土)〜8月24日(日)の期間。JR小淵沢駅から鉢巻周遊リゾートバス(1日3便)が運行されています。 JR富士見駅から花の里行き無料シャトルバスは今年は運行されていません。 タクシー 約15分、約4000円 風来坊