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昭和記念公園のナツズイセン
昭和記念公園では7月19日(土)〜9月7日(日)の間、「サマーフェスティバル2014」が開催されています。 サマーフェスティバルのマインイベントはレインボープールです。 首都圏最大級の6万3千平方メートルに、9つのプール(水面積12560平方メートル、東京ドームの約1.4倍)を擁する本格的なレジャープールです。
また、広大な昭和記念公園内にあるという利点を生かし、プールと一緒に公園内も利用することができる仕組みになっています。 プールへの再入場は当日限り何回でもフリーということで、総延長14Kmのサイクリング、5万1千平方メートルの池でのボート遊び、ディスクゴルフやバーベキューガーデンでのバーベキューなど、園内の様々な施設も利用可能です。
ナツズイセン
レインボープール以外のイベントの一つに「昭和記念公園を彩る夏の花」があります。 夏の花のイベントのメインは「サギソウまつり」ですが、サギソウ以外にもハス、ひまわり、ユリ、ナツズイセン、サルスベリ、レンゲショウマなどいろいろな花を楽しむことができます。
今年は、花の丘の砂川口側に5万本のひまわりが植えられていました。 今年は子供の目線と同じぐらいの、高さが1m〜1.5mのキッズスマイルという品種が植えられています。 ひまわり畑の中に小道が設けられていて、ひまわりをいろいろな角度から楽しめるようになっているとのことでしたが、猛暑のためか、見頃になって数日で、見頃を過ぎていました。ということで、ひまわり畑は訪ねませんでした。 今年は8月7日と8月9日に昭和記念公園を訪ねましたが、ナツズイセンが見頃を迎えていました。
ナツズイセンは北海道を除く全国の人家の近くの人里付近に生育する多年草です。 8月中旬〜下旬にピンク色の花を咲かせます。 古くに中国から渡来した帰化植物と考えられています。 地下に鱗茎を持ち、秋から翌年春にかけてスイセンに似た葉を出し、真夏に鱗茎一つに対して1本の60センチほどの花茎を伸ばします。
花茎が伸びる頃には葉は残っておらず、花茎と花だけの姿となります。 葉がないことから俗に「裸百合(ハダカユリ)」とも呼ばれます。 葉が残っておらず、花茎と花だけの彼岸花のような姿ですが、ナツズイセンはヒガンバナ科の植物なのです。
8月9日に訪ねたときは、台風11号が四国に接近中の影響で前夜から早朝にかけて、昭和記念公園では雨が降ったようで、滴のついたナツズイセンを撮影することができました。 でも、滴の撮影はコンデジでは難しいです。
カサブランカ
7月21日に、昭和記念公園を訪ねた時は、カサブランカが見頃でした。 カサブランカは、ユリの栽培品種の一つです。 ヤマユリ、タモトユリなど、日本原産のユリから改良された、オリエンタル・ハイブリッドと呼ばれるユリの一品種です。白い大輪です。 園内には、そのほかの品種のユリも咲いていました。
アクセス 西立川口 JR青梅線西立川駅から徒歩2分 立川口 JR中央線立川駅から徒歩15分 このほか立川口、昭島口、玉川上水口、砂川口があります。 入園料 大人(高校生以上)410円 小・中学生80円
関連のホームページ 国営昭和記念公園 風来坊