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JR四ツ谷駅
駅からハイキング受付
JR東日本の「駅からハイキング&ウォーキングイベント」の「小さな秋を見つけてみませんか。」に参加しました。 細部説明は「上智大学生presents 大都会のオアシスを訪ねて歴史・文化を再発見!」です。 このイベントは、四ツ谷駅・信濃町駅120周年、千駄ヶ谷駅110周年、新大久保駅100周年を記念して計画されたイベントです。
コースの概要は次のとおりです。 JR四ツ谷駅四ツ谷口(受付)→聖イグナチオ教会→新宿区立新宿歴史博物館→須賀神社→聖徳記念館絵画館→鳩森八幡神社→新宿御苑→花園神社→稲荷鬼王神社→妻家房キムチ博物館→JR新大久保駅(ゴール) 歩行距離約11km 歩行時間約2時間45分(施設での見学時間を除く) 所要時間約3時間45分(施設での見学時間を含む) 新宿御苑がデング熱関連で休園中だったこと、新宿歴史博物館以外については施設での見学時間が短かったこともあり、所要時間3時間45分、約1万7千歩でした。
JR四ツ谷駅麹町口
聖イグナチオ教会
上智大学
JR四ツ谷駅四ツ谷口で受付を済ませ、四ツ谷駅の麹町口の方向に進み、「四谷駅前交差点で」新宿通を横切ると左前方が上智大学です。 この上智大学に隣接して「聖イグナチオ教会」があります。
外濠沿いの遊歩道
迎賓館
「聖イグナチオ教会」から道路を横切って階段を登ると、外濠の堤の遊歩道に出ることができます。 この遊歩道に沿って桜並木が続いており、春には桜を楽しむことができます。 300mほど進むと土手上の遊歩道が終了します。 階段を降りて右折し、100mほど進むと「紀之国坂」交差点です。
右折して外堀通りにそって200mほど進んだ左側が「若葉東公園」で、左手前が「迎賓館」です。 迎賓館は、外国の元首や首相など国の賓客に対して、宿泊その他の接遇を行うために設けられた迎賓施設です。 賓客の滞在中は、首脳会談、表敬訪問、署名式、レセプションや晩餐会など様々な公式行事が行われます。迎賓館は、これらの接遇を通じて外交の重要な一翼を担っています。
若葉東公園
四ッ谷駅前の外堀通り
右方向が東京マラソンの急な上り坂 左方向に進みます
外堀通りに沿って200mほど進むと「四谷見附交差点」で出発した四ツ谷駅に戻ります。 四ツ谷駅を右に見て外堀通りを更に300mほど進んだY字路を斜め左方向に100mほど進むと正面が防衛省です。 Y字路を斜め右方向に外堀通りに沿って進むと、東京マラソンで有名になった急坂となります。
防衛省
防衛省前の交差点を左折して400mほど進んだ「合羽坂下」の交差点を左折し、緩やかな上り坂を200mほど進み、案内板表示にしたがって左折し、路地を100mほど進んだ右手が「新宿区立新宿歴史博物館」です。
新宿歴史博物館
新宿歴史博物館の展示物
「新宿歴史博物館」は、新宿区の郷土資料を扱う博物館です。 旧石器時代から江戸時代まで、区内で発掘された遺物を時系列で展示しています。特に、昭和初期、急速に発展した新宿駅周辺の風俗や娯楽と日々の日常生活などを、当時の家屋を復元したり、路面電車の車両などを展示し、紹介しています。 館内全般は撮影禁止ですが、記念撮影に適した場所は撮影が許可されています。
「新宿歴史博物館」は常設展のほかに、特別展があり、この日は「高須四兄弟」の特別展が行われていました。 高須松平家は御三家・尾張徳川藩の分家で、尾張藩の支藩として新宿荒木町に江戸上屋敷を有していました。幕末の第十代藩主松平義建の子、慶勝、茂栄、容保、定敬の4兄弟はこの上屋敷で生まれ、各々他家に養子に出て、それぞれの立場で幕末・維新を生き抜いています。 特別展では、波乱に満ちた四兄弟の事績と高須松平家の様子を貴重な資料から窺い知ることができました。
風来坊が駅からハイキングに参加した、10月12日は、「四谷大好き祭り」とのことで、新宿歴史館の常設展、特別展「高須四兄弟」いずれもが無料でした。ラッキーでした。 「新宿歴史博物館」を出て左方向に200mほど進むと左手に小さな公園があります。 この公園付近が「四谷大好き祭り」の会場となっていました。
公園からさらに100mほど進んだ交差点を左折して、新宿通りを100mほど進んだ「四谷2丁目」の交差点を右折して200mほど進むと、正面に階段があります。 階段の傍に「須賀神社入口」の案内板があり、階段を登った右手が「須賀神社」です。 須賀神社は江戸初期より鎮座する四谷十八カ町の鎮守様です。 本殿内陣は文政2年(1819年)に造営されたもので、万葉集や古今集などの歌人36人を描いた「三十六歌仙絵」が奉納されています。
須賀神社入口
須賀神社
天白稲荷神社
毎年6月に行われる御祭礼は、古くは四谷の「天王祭り」といわれ、江戸の五大祭りの一つとして有名でした。 社名の須賀とは、須佐之男命が出雲の国の簸の川上に、八俣の大蛇を討ち平らげ拾い「吾れ此の地に来たりて心須賀、須賀し」と宣り給いて、宮居を占め給いし故事に基づき名付けられた名称です。 11月の酉の市には、境内の四谷大島神社で「酉の市」が開催されます。
細い路地を進みます
「須賀神社」の左隣の「天白稲荷神社」から境内を出て、細い路地を真っ直ぐ100mほど進んだ丁字路を右折し、細い路地を200mほど進むと「左門町」交差点です。 「査問交差点」を横切り、一つ左側の路地を道なりに300mほど進んだ四叉路を左折します。
慶應義塾大学医学部
北里記念医学図書館
慶應義塾大学医学病院のエリアを通り抜けると、「無名橋」の交差点で、その前方に中央線・総武線を横切るための歩道橋があります。 歩道橋を渡ると明治神宮外苑エリアとなり、右手前方に国立競技場が見えてきます。 国立競技場に沿って300mほど進んだ、最初の信号を左折すると「聖徳記念絵画館」です。
聖徳記念絵画館
「聖徳記念絵画館」は、明治天皇・昭憲皇太后の御聖徳を永く後世に伝えるために造営された、神宮外苑のシンボルともいえる存在です。 青山通りの外苑入り口から銀杏並木越しに見る景観は、東京を代表する風景のひとつとして広く親しまれています。
館内には明治維新を中心とした歴史的光景を描いた大壁画80枚が、画題の年代順に展示されており、当時の出来事について時代を追って見ることができます。 一流画家による優れた芸術作品であり、政治、文化、風俗の貴重な歴史資料といえるものです。 小さな秋を見つけて見ませんか その2へ 風来坊