散策スポット目次
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開門予定1時間15分前でこの行列
坂下門目指してゆっくり進みます
間もなく坂下門です
坂下門を無事通過
新年一般参賀の行われる建物
宮内庁
皇居乾通りは、乾門から宮内庁庁舎前に至る乾濠及び蓮池濠沿いの通りです。この乾通りは、両側にさくら、もみじ、松を中心にさまざまな樹木が混植され、本丸側の石垣と濠、吹上御苑側の樹林を背景に、四季を通して美しい景観を楽しめる並木道になっています。 特に、春の桜と秋の紅葉の時期は美しいとのことです。 秋季の一般公開は、紅葉には少し遅い感じでしたが、皇居乾通りの紅葉としては、イロハモミジとトウカエデがあり、トウカエデの見頃の時期に合わせたとのことです。
富士見櫓
乾通り沿いの主な樹木は、次のとおりです。 さくら類 76本(ソメイヨシノ52本、サトザクラ5本、シダレザクラ3本、ヤマザクラ系12本、ヒガンザクラ系4本) 紅葉類 59本 赤松・黒松 67本 その他の広葉樹 55本
乾通りからの展望
乾通り一般公開のコースは、坂下門から参入し、宮内庁庁舎前を横切った後、乾通りを通行し、乾門から退出するコースとなっています。 途中の西桔橋から皇居東御苑に向かうことも可能です。 一般公開の入り口は、坂下門のみで、乾門あるいは東御苑方向への一方通行となっています。 坂下門から乾門までは約750mの距離があります。
詰所
乾通り
乾通り この付近は道幅が狭くかつイロハモミジが見頃で大混雑
見頃のイロハモミジ
入門時間は午前10時から午後2時30分までで、乾門からの退出時間は午後3時30分時までです。 宮内庁のホームページに、「入門時間に関しては、長時間並んでお待ちいただく場合がありますので、午後2時30分よりも十分余裕を持ってお越し下さい。付近の各駅から坂下門まで徒歩30分近く架かる場合があります」との案内がありました。
イロハモミジ
春季乾通り一般公開の際は、皇居前広場に8時45分に到着したところ、1時間待ち程度で概ねスムーズに入門することができましたので、今回もその時間帯に訪ねることにしました。 春季乾通り一般公開に参加したところ、秋季には是非行きたいという方が多数おられましたので、12月3日(水)と12月6日(土)の2回イベントを立てて訪ねることにしました。
トウカエデ
12月3日は、秋季乾通り一般公開の初日ですので、混雑するのではないかと思いましたが、8時45分に皇居前広場に到着したところ、意外にも春よりは並んでいる行列が短くてびっくりでした。 それでも1000名以上の方が並んでいる感じです。 この日は平日でしたが、バスツアーの方が多いようで、朝早いにもかかわらず、行列のあちこちで目印の旗がなびいていました。
乾通り・水飲所
春季乾通り一般公開では、混雑を緩和するため、2日目以降は10時開門の30分前に開門になりました。 秋季も早く開門してくれると良いのになあと思っていたところ、9時10分過ぎになると移動が始まりました。
乾通りの紅葉
富士見多聞
春は右折して50mほど進み、そしてUターンした後に荷物検査、ボディチェックがありましたが、今回はまず荷物検査、引き続いてボディチェックが行われ、その後右折して50mほど進み、Uターンした後は、比較的幅の狭いいくつかのブロックに分かれて整列するようになっていました。
春はUターン後、幅の広い行列で進み、荷物検査、ボディチェックが行われましたが、ボディチェック後から坂下門までが大混雑でした。 ボディチェックで仲間とはぐれると再会はなかなか難しい状況でした。 今回は、荷物検査とボディチェックを終わった後、すぐ整列するのではなく、右折して進みUターン後に整列することになっていたため、ボディチェック後に仲間と再会して整列場所に進むことができました。
道灌濠
また、Uターン後に整列し、混雑状況を見ながら逐次移動させていたため、整列場所から坂下門までも比較的スムーズに進むことができました。 春に比べると大幅な改善です。 改善点といえば、乾通りに数多くのトイレが設置されたこと、携帯電話が通じるように通信施設を増やしたことなどがあります。
春は、大混雑の中での荷物検査やボディチェックで友人とはぐれてしまうと、坂下門までは身動きできないような混雑で、さらに坂下門を入ると携帯電話が通じないため、迷子が多く出たとのことです。 このため、秋季は友人とはぐれてしまった人の大部分が、再会することができたようです。(テレビ報道から)
12月3日は、9時40分に坂下門を通過することができました。 1時間待ちで入門できたとは、大正解でした。 12月6日は土曜日ということもあり、8時45分に皇居前に到着したところ、12月3日の3倍程度の行列ができていました。
乾通りからの景観
坂下門を入門できるのは10時を過ぎるのかなと思っていたところ、この日は9時過ぎから移動が始まりました。そして、9時20分頃には開門されて、9時35分には坂下門を通過することができました。 皇居前広場の行列の出来具合を見て、入門時間を早めたようです。 ラッキーでした。
秋季は、ボディチェック後に再度整列し、混み具合を見ながら逐次入門させていましたので、坂下門の中に入ると比較的空いていて、ゆっくり写真を撮りながら散策することができました。 しかしながら、坂下門を入って200mほど進と道幅が狭くなり、しかもこの付近は紅葉が綺麗だったこともあり、大変な混雑振りでした。
このポイントを過ぎると道幅も広くなり、比較的ゆっくりと散策できました。 皇居乾通りのイロハモミジは残念ながら見頃を過ぎている樹が多かったですが、トウカエデは見頃でした。 皇居乾通りの紅葉類は59本ということですが、期待していた以上に紅葉を楽しむことができました。
乾通りの景観
秋季の皇居乾通り一般公開には、5日間で34万9500人が訪れたとのことです。 春季が5日間で、38万5千人でしたので、それよりは少し少なかった感じです。 宮内庁のホームページに秋季一般公開の参入者数が発表されていました。 12月3日(水) 57,490人 12月4日(木) 42,600人 12月5日(金) 85.730人 12月6日(土) 78.700人 12月7日(日) 84.980人
乾門側から坂下門方向を望む 行列です
乾門
12月3日、12月6日ともに、素晴らしい天候に恵まれましたが、参入者も期間の中では比較的少ない日だったようでラッキーでした。 12月4日が少ないのは雨天の影響かと思われます。 風来坊