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京浜運河の水辺と文士ゆかりの街をめぐる その1 (H26.9.19&9.30)


東京モノレール大井競馬場前駅



東京モノレール大井競馬場前駅

JR東日本の「駅からハイキング&ウォーキングイベント」の「京浜運河の水辺と文士ゆかりの街をめぐる」に参加しました。

細部説明は「1964年の東京オリンピックに合わせて開業し、今年で50周年を迎える東京モノレールの沿線を歩きます。京浜運河沿いの緑豊かな公園や水辺スポットをお楽しみください。2014年9月19日、20日、21日の期間限定で東京モノレール昭和島車両基地も一部見学可能です」です。


コースの概要は次のとおりです。

東京モノレール大井競馬場前駅(スタート)大井ふ頭中央海浜公園東京港野鳥公園東京都中央卸売市場大田市場東京モノレール昭和島車両基地大森ふるさとの浜辺公園大森海苔のふるさと館平和の森公園→大田文化の森→八景坂→大森駅(ゴール)


頭上を通過する東京モノレール



大井競馬場と東京モノレール



大井ふ頭中央海浜公園

歩行距離約12km、歩行時間約3時間(施設での見学時間を除く)、所要時間約4時間30分(施設での見学時間を含む)となっています。

東京港野鳥公園及び東京都中央卸市場大田市場を隅々まで見学したこと、大田市場でゆっくり食事をしたことなどから、所要時間6時間30分、約25,000歩でした。

このコースは、野鳥公園と大田市場を見学すると18Km程度となります。


東京モノレール大井競馬場前駅に、受け付け開始の9時30分少し過ぎに到着すると、いつでも参加できる期間設定コースで、かつ平日にもかかわらず大勢の方が来られていました。

この日が、このコースの期間設定の最初の日で、かつ東京モノレール昭和島車両基地を見学することができるためだったかもしれません。

今回は友人達4名で一緒に廻りました。写真は当日分と晴天の後日撮影分が混在しています。


大井ふ頭中央海浜公園・なぎさの森管理事務所



大井ふ頭中央海浜公園



大井ふ頭中央海浜公園



大井競馬場

東京モノレール大井競馬場前駅から勝島橋を渡ると「大井ふ頭中央海浜公園」です。

「大井ふ頭中央海浜公園」は、野球場や陸上競技場、テニスコートなどがある「スポーツの森」エリアと、京浜運河に面する夕やけなぎさや、釣りができる磯やバーベキュー可能エリアがある「なぎさの森」エリアからなる、約45万平方メートルの広大な公園です。


今回は、「なぎさの森」エリアを歩きました。

京浜運河沿いの「なぎさの森」エリアは、浜辺や砂浜もあり、23区内とは思えない光景が広がっています。

また、対岸には大井競馬場や東京モノレールを望むことができます。

「なぎさの森」エリアを抜けて左折し、幅広い道路に沿って200mほど進むと左手が「大田スタジアム」です。「スポーツの森」エリアです。


大田スタジアム



東京湾野鳥公園管理事務所

その先の信号を右折すると「湾岸道路」です。「湾岸道路」に沿って遊歩道が整備されています。

300mほど進んだ「環七大井ふ頭」の交差点を左折し、300mほど進むと右手が「東京港野鳥公園」です。


東京湾野鳥公園芝生広場


「東京港野鳥公園」の場所は、昔は浅い海でしたが、1960年代に埋め立てられました。

その後、自然にできた池や草原に野鳥が集まるようになり、地域の人たちは、よみがえった自然を守る運動を始めました。その結果、東京都はここに公園を作ることに決めました。

1978年に最初にできた大井第七埠頭公園は、現在の西淡水池周辺のみの公園(3.7ヘクタール)でしたが、拡大開園を望む都民の声が集まり、1989年に現在の東京港野鳥公園(24.9ヘクタール)になりました。


東京湾野鳥公園いそしぎ橋



東観察広場



東淡水池



東淡水池

正門を入って200mほど進むと管理事務所です。

管理事務所の側を通りぬえると「芝生広場」です。広々とした原っぱで、お弁当や昼寝を楽しむことができる休息の場です。

「芝生広場」を抜けると「いそしぎ橋」です。

「いそしぎ橋」を抜けると左手に「東観察広場」があり、その前方に広がっているのが「東淡水池」です。

「東淡水池」は雨水を貯めた淡水の池です。ヨリ原と林に囲まれています。



潮入の池



潮入の池



「東観察広場から奥の方に進むと「ネイチャーセンター」です。

「ネイチャーセンター」は。望遠鏡・冷暖房完備で、快適に野鳥を観察することができます。ボランティアによるガイドが受けられるほか、園内の自然に関する展示も楽しむことができます。


潮入の池



干潟観察場



干潟観察場

ネイチャーセンターの前に広がっているのが「潮入の池」です。

「潮入の池」は淡水池からの水と運河からの海水が混じる汽水に池です。潮が引くと現れる干潟にはたくさんの生き物がすんでいます。春と秋には渡りの途中で羽根を休めるシギやチドリで賑わうとのことです。

ネイチャーセンターの地下から干潟の様子を眺めることができます。



1号観察小屋から



2号観察小屋


1号観察小屋


ネイチャーセンターから奥に進むと「2号観察小屋」「1号観察小屋」があり、異なった角度から潮入の池の様子を観察することができます。


1号観察小屋から



自然学習センター



自然生態園



自然生態園

「管理事務所」から反対方向に進むと「自然生態園」です。

「自然生態園」には、田んぼや畑、小川や雑木林があり、のどかな景色が広がっています。

林の小鳥や草むらの昆虫、小川の魚などいろいろな生き物と出会うことができます。

自然観察会や工作教室などの行事を開催する「自然学習センター」もあります。



西淡水池



3号観察小屋


4号観察小屋


「自然生態園」には、東京港野鳥公園で一番最初に整備された「西淡水池」があります。

「西淡水池」は、東淡水池と同様に雨水を貯めた淡水の池で、ヨシ原と林に囲まれています。

「西淡水池」には、「3号観察小屋」「4号観察小屋」があり、水辺の鳥と草原の鳥を観察することができます。


西淡水池



東京都中央卸売市場大田市場



東京都中央卸売市場大田市場

「東京港野鳥公園」から「環七大井ふ頭」交差点に戻り、左折して800mほど進んだ「京浜大橋北」の交差点を左折して200mほど進むと「東京都中央卸売市場大田市場」の正門です。

「東京都中央卸売市場大田市場」は、平成元年に青果の旧神田市場・荏原市場、水産の大森市場を統合して開設しました。平成2年には、城南地域の9つの花き地方市場を統合してさらにスケールアップし、青果部・水産物部・花き部の3部門を有する総合市場となっています。


「東京都中央卸売市場大田市場」は、大田区の臨海地域で、約40万平方メートルの広大な敷地を有し、隣に野鳥公園、南側には羽田国際空港、東側には東京港、北側にはJR貨物基地、真ん中を貫くように首都高速湾岸線が通っており、物流の拠点として申し分ない環境の中で市場業務を展開しています。


東京都中央卸売市場大田市場



東京都中央卸売市場大田市場



東京都中央卸売市場大田市場



東京都中央卸売市場大田市場 見学通路

青果部・花き部では、日本一の取扱規模を誇っており、大田市場での決定価格は、水産物部における築地市場と同じように、日本全国の市場の指標となっています。

また、東京の中央卸売市場で唯一、見学者のための展示室や見学コースが設けられ、都民が親しめる市場となっています。


青果部では、市場機能をさらに高めるために、平成19〜22年度にかけて、4つの屋根付積込場と、低温立体荷捌場を建設して、流通環境を整えています。

屋根が設置されたことにより、晴れの日には日光に当たることなく、雨の日には雨に濡れずに卸売場から買受人のトラックまで届けることができ、衛生的に輸送できるようになりました。また、低温荷捌場が設置されたことにより、産地から小売店の店頭まで、青果物の品質を落とすことなく輸送することが可能になっています。


東京都中央卸売市場大田市場 見学通路



東京都中央卸売市場大田市場




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          風来坊


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