「巣鴨地蔵通り商店街」の一番巣鴨駅よりに、江戸六地蔵の一つとして知られる「眞性寺」があります。
「眞性寺」は真言宗豊山派に属しており、奈良県の桜井市初瀬の総本山長谷寺の末寺です。開基は不明分ですが、聖武天皇(在位724年〜749年)勅願で、行基菩薩が開いたと伝えられています。
境内の左手に、高さ2m68cm、蓮花台を含めると3m45cmの大きなお地蔵様が、蓮座に趺座しています。
このお地蔵様が、江戸6街道の出入口に置かれ、旅の安全を見守る「江戸六地蔵尊」の一つで、中山道を見守っています。眞性寺の地蔵尊は4番目に造られ、完成したのは正徳4年(1714年)です。
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