東京ミッドタウン
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2000年、防衛庁本庁(現在の防衛省本庁)が檜町(住所表示は赤坂9丁目)から市ヶ谷に移転したことから、東京ミッドタウンの新しい都市計画が始まりました。
それは、防衛庁跡地と隣接する檜町公園を含めた、都心に残された大規模かつ優良な再開発事業です。
高い可能性を秘めたこのエリアに、オフィス、住宅、商業施設からなる、これまでにない「複合都市を」を創造したいという思いから、国際都市・東京にふさわしい「都市再生」も一翼を担う、一大プロジェクトがスタートしました。
そして、2005年に、創造と発信力を持ち、憩いの場としても親しまれるニューヨークのミッドタウンにちなみ、タウンネームが「東京ミッドタウン」と決定されました。
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東京ミッドタウンは、ショッピングセンター、オフィスビル、ホテル、美術館、ホール、医療機関、駐車場、公園など、多様な施設から構成されています。最も大きな構造物であるミッドタウン・タワーは、地下5階、地上54階、高さ248mで、それまでの東京都庁舎第一庁舎の243mに代わり、東京都内で最高層のビルとなりました。
東京ミッドタウン一帯は江戸時代には、長州藩毛利家の下屋敷などがありました。
明治時代になり毛利家の屋敷の一帯は国の管轄に移り、第1師団歩兵第1連隊の駐屯地となりました。
第2次大戦後の一時期米軍の接収を受け、その後敷地の大部分に防衛庁が設置され、残りの部分が檜町公園として整備されました。
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東京ミッドタウン
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