東郷平八郎逝去後、その徳を長く後世に伝えて顕彰するため、神社にお祭りしてほしいとの要望と献金が全国各地から海軍省に届き、海軍大臣はこの熱意に応えて財団法人東郷元帥記念会を設立し、国民からの浄財によって東郷神社が創建されました。
東京大空襲によって社殿は焼失しましたが、昭和39年に再建されました。
東郷神社では、御祭神の聯合艦隊解散の辞にある有名な「神明は唯平素の鍛錬に力(つと)め戦はずして既に勝てる者に勝利の栄冠を授くると同時に一勝に満足して治平に安ずる者より直に之を褫(うば)ふ 古人曰く勝手兜の緒を締めよ」に因み、勝利の神様として御真筆からとった「勝」の字を勝利の御守『勝札』として授与しているとのことです。
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