散策スポット・北海道東北

散策スポット目次

HOME

前ページ

次ページ

としまえんのあじさい (H26.6.14)


としまえんあじさい園:水色の丘



水色の丘

豊島園では5月24日(土)から6月29日(日)まで、「第12回としまえんあじさい祭り」が開催されています。

豊島園には150品種、10000株のあじさいが植えられていますが、今年が第12回目のあじさい祭りということですから、比較的新しく整備されたあじさい園です。


としまえんあじさい祭りには過去2回ほどいったことがありますが、10000株のあじさいといわれるだけあって見事なあじさい園です。

6月4日に訪ねたネットの友人から「ヤマアジサイが満開です。あじさいの開花も随分進んでいます」との情報がありました。


水色の丘



水色の丘



水色の丘



水色の丘

今年はあじさいの開花が早く、鎌倉のヤマアジサイは5月下旬に見頃を迎えていました。

としまえんにはイベントに参加する形で、6月14日(土)に訪ねました。

この日はフリーマーケットが開催されており、通常1000円の入園料が、200円と超格安なのも魅力でした(笑)


豊島園のあじさい園は、8つのエリアに区分して整備されています。

あじさい園の入口を入ったところが、「あじさい坂」です。

ガクアジサイ、ホンアジサイ、花火あじさい(墨田の花火)などの、いろいろな種類のあじさいを楽しむことができます。


水色の丘



水色の丘



水色の丘



水色の丘

「あじさい坂」では「霧のあじさい坂」を楽しむことができます。

一定時間ごとに、細かなミストが吹き出されてあじさいをふんわりと包み込み、涼やかで幻想的な雰囲気が醸し出されます。

「あじさい坂」には、ミカンバガクアジサイという珍しいあじさいもありましたが、豊島園では一度も花を咲かせたことがないそうです。


「あじさい坂」を通り過ぎたところが「水色の丘」です。

あじさい園のメインともいえる広いエリアで、水色のあじさいが一面に拡がっており、日本の初夏を感じさせる光景を楽しむことができます。

中央部分の右手の丘の上にお花見テラスがあり、水色の丘全体を眺めることができます。

また、水色の丘にはベンチも置かれており、ベンチに腰をかけてゆっくりあじさいを楽しむこともできます。

水色のアジサイの開花が進んでおり、既に見頃を迎えていました。


水色の丘



霧のあじさい坂



水色の丘



水色の丘

「水色の丘」の右手斜面の上が「育種家の遊歩道」です。

世界で数々の賞を受賞している育種家の方々の技術を集めた遊歩道です。

珍しい種類のあじさいに出会うことができます。

このエリアも既に見頃でした。


「育種家の遊歩道」の隣が、「エンドレスサマー」です。

このエリアは春から秋まで何回も花をつけるエンドレスサマーというあじさいの咲く小径です。

通常のあじさいは9月頃に翌年開花する花芽ができ、花が膨らんだ状態で冬を越し、翌年の春に伸びた枝の先端に花を咲かせます。したがって、今年伸びた新しい枝には花は咲きません。


水色の丘



白い小径



白い小径



白い小径

エンドレスサマーの場合は、前年の枝だけでなく今年伸びた枝にも花が咲くのです。春伸びた新しい枝すべてに花が咲くので花数が非常に多く、さらに開花の期間も長いという特徴があるそうです。

このエンドレスサマーは、通常のあじさいに比べ生育が旺盛で、しかも新芽に花を咲かせますので、植えたその年に花を楽しむことができるようです。
このエリアは既に見頃を過ぎつつありました。


「エンドレスサマー」の隣が「白い小径」です。

最近人気のアメリカ原産のアナベルが植えられているエリアです。

散策路の両側にアナベルが植えられており、白い小径が掲載されています。

今年はあじさいの開花が早く、アナベルも既に見頃を迎えていました。

小径の隣にある建物が、「としまえんのもり昆虫館」です。


白い小径



エンドレスサマー



エンドレスサマー



エンドレスサマー

「白い小径」を抜けたエリアが「あじさい宝石箱」です。

パリ、未来、十二単衣など個性的なあじさいを集めましたとのことです。

このエリアのあじさいは毎年植え替えられる感じですが、残念ながら見頃を過ぎていました。



あじさい坂:花火あじさい(隅田の花火)


「あじさいの宝石箱」に続くのが「山アジサイの小径」です。

雑木林に囲まれた小径に、約80種類の山アジサイが植えられています。

このエリアはヤマアジサイのほかに、四季折々の草木を楽しむこともできます。

ヤマアジサイは残念ながら完全に見頃を過ぎていました。


あじさい坂:花火あじさい(隅田の花火)



あじさい坂:ガクアジサイ

「山あじさいの小径」の先にあるのが「あじさいトンネル」です。

「あじさいトンネル」はあじさい園の見所の一つで、珍しいツル性のあじさいで覆われた20mのトンネルです。

今年はここも見頃を過ぎていました。

トンネルを抜けたところが、反対側の入口です。



酔湖の姫



???


あじさいトンネルを抜けた右手にもあじさいが植えられています。

このエリアは比較的新しい感じです。

ここにも珍しい品種のあじさいが植えられていました。


???



???

豊島園では、あじさい祭りの期間中、あじさいの特別展示が行われています。

今年は、日本に自生する野生あじさい「ガクアジサイ」「ヤマアジサイ」「エゾアジサイ」の仲間を一堂に集めました。これらの野生あじさいを組み合わせ、育種家たちは多くの美しい園芸品種を生み出してきました。その華麗な変化を原種と園芸品種の同時展示にて紹介します。

また、八丈島の八丈千鳥、三宅島の三宅常磐など貴重な野生あじさいも展示します。

とのことでしたが、特別展示の殆どの品種は見頃過ぎで、八丈千鳥や三宅常磐にも出会うことができませんでした。



???



???


また、特別展示の隣には「あじさい市場」が設けられており、さまざまな園芸あじさい、ヤマアジサイの鉢植えや花グッズ、バラとあじさいのプリザーブドフラワーなどの販売が行われています。

このほか、「あじさい講座」「あじさいで苔玉を作ろう」「あじさい園ガイドツアー」「あじさい写真教室」「あじさいフォトコンテスト作品募集」など、さまざまなイベントが企画されています。


???



???


???



???

また、6月6日〜6月29日の間の、金・土・日には17:00〜20:00の間、「あじさいナイト」が開催され、ライトアップされたあじさい園を楽しむことができます。

入園料は17:00からは300円となります。



あじさい園のライトアップ


アクセス

西武池袋線豊島園駅下車 徒歩1分

都営大江戸線豊島園駅下車 徒歩3分


入園料

豊島園の入園料は1000円ですが、あじさい祭り期間中は50歳以上の方は500円です。

あじさいナイトは300円です。


???



???


???



???

休園日

豊島園は毎週火・水曜日が休園日ですが、あじさい園とあじさい市場は、あじさい祭り期間中は休園日でも開園しています。


関連するホームページ

 としまえん


        風来坊


目次  TOP  HOME