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ヒマラヤ杉
このヒマラヤ杉は、「美しい日本の歴史的風土100選」に選ばれた谷中のシンボルです。 隣接する「みかどパン」の初代店主が植木鉢で育てていたヒマラヤ杉が大きくなったものだとのことです。
「上野桜木交差点」から「カヤバ珈琲」「旧吉田屋酒店」の間の道路を北方向に50mほど進むと左手が「大雄寺」です。 「大雄寺」には、勝海舟、山岡鉄舟とともに、江戸時代の「三舟」と呼ばれていた高橋泥舟の墓がありますが、今回はパスしました。 「大雄寺」から50mほど進んだ交差点を左折し、「駅からハイキング」の案内図にしたがって細い路地を進んでいくと「ヒマラヤ杉」があります。
ここを右折です
大名時計博物館
さらに案内図にしたがって細い路地を進んでいくと「大名時計博物館」があります。 大名時計は、江戸時代に大名お抱えの御時計師達が、長い年月をかけて手造りで製作した時計です。 製作技術、機構、材質などの優れた「大名時計」は美術工芸品で世界に類のない日本独特の時計です。 「大名時計博物館」には、これらの江戸時代の大名時計が展示されています。今回はパスしました。
ここを左折します
「大名時計博物館」から50mほど進んだ三叉路を左折すると緩やかな下り坂となります。 200mほど進んだ四叉路を右折して100mほど進むと「へび道」です。
緩やかな下り坂に
へび道
「へび道」は大正12年(1923年)までは、藍染川が流れていた場所で、現在は暗渠います。 かつての川の流れのまま、蛇のようにくねくねと曲がった道です。 道の両側には、しゃれた雑貨店や菓子店が点在しています。
「へび道」を400mほど進んだ信号を右折し、谷中小学校を右手に見て200mほど緩やかな坂道を登った左手が「全生庵」です。 「全生庵」には三舟の一人である山岡鉄舟や、三遊亭円朝の墓所があります。
全生庵
山岡鉄舟の墓
三遊亭円朝の墓
100mほど進んだ左手が谷中霊園
谷中の路地
「全正庵」から200mほど進むと道路が緩やかに右に曲がり、100mほど進むと左手が谷中霊園です。 今回は、谷中霊園の方には進まず、曲がり角にある信号を左折します。 趣のある細い路地を400mほど進んだ右手が「朝倉彫塑館」です。
「朝倉彫塑館」は、日本彫塑界の巨匠、朝倉文夫の旧居兼アトリエを改装した美術館です。 鉄筋コンクリート作りの旧アトリエ部分と、丸太と竹をモチーフにした数寄屋造りの旧住居部分からなり、その和洋折衷の特異な建築は朝倉文夫本人が自ら設計し、その意向が強く生かされています。
朝倉彫塑館
まちかど賞を受賞した塀
展示室は彫塑作品を展示する旧アトリエ部分を中心にして、遺品や蔵書を納めた書斎、コレクション品などを収めた応接室等があり、他にも掛軸、陶磁器など朝倉文夫のコレクションを展示しています。 また東洋ランの温室であったサンルームは「猫の間」とよばれ、朝倉の愛した猫をモチーフにした作品が一堂に会しています。 また、中庭の池を中心とした日本庭園と、おおきなオリーブの樹が印象的な屋上庭園があります。 建物の耐震工事のために休館していましたが、平成25年10月末からリニューアルオープンしました。
夕やけだんだん
夕やけだんだんから谷中ぎんざを望む
朝倉彫塑館から100mほど進んだ四叉路を左折すると、「夕やけだんだん」です。 「夕やけだんだん」はJR日暮里駅西口から谷中銀座商店街へと向かう途中にある階段です。 名前は一般公募からつけられたもので、その名の通り美しい夕やけを眺めることができます。
谷中ぎんざ
「夕やけだんだん」の階段を降りると「谷中銀座商店街」です。 狭い通りの両側に惣菜や飴、土産物などを売る店が並んでいます。 「夕やけだんだん」から「よみせ通り」までの、200m足らずの商店街ですが、いつ行っても大勢の人で賑わっています。 食べ歩きを楽しんでいる方も多いようです。
谷中ぎんざから夕やけだんだんを望む
「谷中銀座商店街」を抜けると「よみせ通り商栄会」です。 駒込染井から不忍池まで流れていた藍染川が大正9年(1920年)に暗渠化され商店街となりました。 夜には通りの両側500mに露天が軒を連ね、大道芸人の口上に人垣ができるなど、大変な賑わいを見せたことから「夜店通り」との名前がつけられました。 毎月24日は縁日などで活気づくとのことです。
よみせ通り商栄会
「へび道」から真っ直ぐ進んでくると、「よみせ通り」となります。 今回は、「谷中銀座商店街」を通り抜けて、丁字路を右折して「よみせ通り」にはいりました。 「よみせ通り」を300mほど進んだ信号を右折し、300mほど進むと「西日暮里駅」(ゴール)です。
文豪ゆかりの地を訪ねる その1へ 風来坊