展示室1では、洋楽に造詣の深かった古河藩家老・鷹見泉石が遺した資料を展示しています。鷹見泉石が今日に伝える資料は、幕府政治の中枢にあった藩主、土井利厚・利位の補佐という立場から集められたものです。
ロシア漂流民大黒屋光太夫との関係や、ロシア使節レザノフの来航、間宮林蔵・近藤重蔵の北方探検、ペリー来航、大塩平八郎の乱とその召し捕り、渡辺崋山や蘭学者との交流なで、当時の重要事件に関連する資料も数多くあります。
鷹見泉石関係資料3153点は、国の重要文化財に指定されており、古河歴史博物館では、定期的に展示替えをして公開しています。
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