「西長院」には、「切通しの身代わり地蔵さん」が祀られています。
身の丈1.5mの石造りの鎌倉時代の地蔵菩薩立像で、はじめは切り通しの岩窟の中に祀られていましが、昭和11年に東海道が拡幅された際に、「西長院」に移されました。
身代わりに関するいろいろな霊験のあることから、人々は「身代わり地蔵」と称して1689年にお堂を建立して、尊像安置の霊場としました。
危機厄難滅除のため、特に戦時中は多くの参拝者で賑わいました。今日でも、交通事故や旅行中における不慮の事故から身を守るため参拝する人が訪れています。
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