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大和ミュージアム展望テラスからのてつのくじら館
てつのくじら館
大和ミュージアムの隣に潜水艦が展示されている、「てつのくじら館」があります。 「てつのくじら館」は大和ミュージアムに隣接していますが、大和ミュージアムの関連施設ではありません。 潜水艦が展示されているのは、じつは海上自衛隊の呉史料館で、史料館の通称が「てつのくじら館」なのです。
呉史料館に展示されている潜水艦は本物の潜水艦「あきしお」です。 潜水艦「あきしお」は、昭和60年に進水した「ゆうしお型」の潜水艦で、さまざまな任務を終えて、平成16年3月に除籍になりました。 そして、平成18年(2006年)9月に国内最大のクレーン船によって引き揚げられ、呉史料館に設置されました。
てつのくじら館:潜水艦との連絡路
潜水艦のスクリュー
「潜水艦あきしお」は、2250トンで、全長76.2m、高さは16.3mです。 海に浮かんでいる潜水艦はあまり大きく見えませんが、陸に上がった潜水艦はさすがに大きいです。 海に浮かんでいる場合は、潜水艦の一部分しか見ることができないためかと思われますが、潜水艦に近付くと圧倒されます。
呉史料館は海上自衛隊の潜水艦と掃海に関するものを展示する史料館です。 1階は呉と共に発展してきた海上自衛隊の歴史を紹介コーナーです。 2階は掃海艇に関連するものが、3階に潜水艦に関連するものが展示されています。
てつのくじら館入口
潜水艦内部の模型
潜水艦の模型
実物の潜水艦には、史料館の3階から入ることになります。 残念ながら潜水艦の中は大部分が写真撮影禁止のため、紹介できません。
潜望鏡の模型
潜水艦内部の潜望鏡
てつのくじら館は、平成19年(2007年)4月5日のオープンですが、平成22年(2010年)10月には入館者が150万人を突破したそうです。 大和ミュージアムに隣接していることもありますが、本物の潜水艦を見ることができますので、そういった点からも人気があるのではないかと思われます。 3年半で150万人とは物凄い数ですね。
魚雷搬送用の無人ヘリコプター
掃海具S−4
掃海具巻き上げ装置
平成18年9月の「潜水艦あきしお」の陸上への引き揚げの様子について、呉在住の友人「まっちゃん」がレポートしてくれました。 平成18年9月の「潜水艦あきしおの空中移動」のレポートです。 潜水艦あきしおの空中移動
機雷
ロシア製の機雷
掃海具の浮標
機雷を処分するための機銃
アクセス JR呉駅から徒歩5分 入館料 無料です 関連するホームページ 海上自衛隊史料館/てつのくじら館 風来坊