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御岳小橋
御岳小橋から北岸の展望
鵜の瀬橋から上流に600mほど進むと御岳小橋です。 御岳小橋の上流側の広く開けた場所が御岳園地です。 この時期の御岳園地は紅葉のスポットのようで、多くのカメラマンが熱心に写真を撮っていました。
御岳小橋から上流の展望
トイレや椅子も準備されており、御岳渓谷散策の休憩場所として利用されているようです。 御岳園地から坂道を登ったところがJR青梅線御嶽駅です。 御岳園地の先は落石のおそれがあるということで通行止めになっていました。
御岳園地
御岳園地の紅葉
御岳小橋は、長さ79m、幅2.5m、水面まで9mの歩行者専用の吊り橋です。 昭和49年の台風16号で破壊された先代の橋をついで建造された美しい吊り橋です。 この橋の上からの眺めは素晴らしいものがあります。
御岳小橋から下流の光景
御岳小橋〜御岳橋の御岳渓谷
いもうとや
「いもうとや」は「ままごと屋」の姉妹店で、多摩川の流れを眺めながら食事や喫茶のできるレストランです。 また、各種の展示会も企画されています。 土産コーナーでは、地元特産の漬け物や清酒澤乃井、岩清水豆腐などのほか各種工芸品も販売しています。
「いもうとや」の少し上流に素晴らしいイチョウの木があり、そのすぐ傍に「玉堂美術館」があります。 玉堂美術館は日本画壇の巨匠・川合玉堂が昭和19年から昭和32年に亡くなるまでの10余年を青梅市御岳で過ごしたのを記念して建てられたものです。
玉堂美術館付近の御岳渓谷
玉堂美術館傍の銀杏
自然を愛し、人を愛した玉堂の人柄は土地の人々からも慕われ、玉堂の愛してやまなかった御岳渓谷に美術館を建てよう、との声が上がり、地元有志や全国の玉堂ファンより多大の寄付が集まり、没後4年の昭和36年(1961年)に開館しました。
玉堂美術館
御岳橋から下流の展望
御岳橋から上流の展望
玉堂美術館の少し上流で散策路が2つに分かれており、左側の階段を上ると御岳橋の上に出ることができます。 御岳橋は長さ81m、車道7m、歩道2m×2、水面まで20mで、昭和46年(1971年)に建てられたものです。
御岳橋
御岳橋は、青梅街道と吉野街道を結んでおり、8月に御岳山のレンゲショウマを見に行く時は、JR御嶽駅からのバスでこの橋を通過することになります。
御岳橋下流の御岳渓谷
水面からの高さ20mの御岳橋からの多摩川の展望は素晴らしいものがあります。 御岳橋から下流の御岳小橋までは約200mで、素晴らしい景観とともに紅葉も楽しむことができます。 御岳橋から上流の展望も見事であり、こちらも紅葉を楽しむことができます。
御岳橋から下流を眺めると、眼下の川の中に大きな岩があります。 玉堂美術館前の遊歩道から河原に降りて、この岩のすぐそばまで行くことができます。 御岳橋の下流側の岩石は見事なものです。
御岳橋上流の御岳渓谷
御岳渓谷遊歩道は玉堂美術館の少し上流の分岐点から右側を進むことになります。 ここからの遊歩道は舗装されていない、渓谷の遊歩道となりますが、勾配は少ないです。 遊歩道は御岳橋の下を通過しており、下側から御岳橋や紅葉を楽しむことができます。
御岳橋の少し上流でカヌーを楽しんでいる人がいました。 御岳渓谷で最初のカヌー大会が行われたのは、昭和41年(1966年)の全日本選手権大会でした。 その後、カヌー愛好者が次第に増加し、いろいろな大会がこの地で開催されるようになっています。
個人的にカヌーを楽しむ場合は許可は必要ありませんが、大きな大会を行う場合は河川管理者である東京都の許可が必要とのことです。 御岳渓谷遊歩道の周囲でも、鵜の瀬橋と御岳小橋の間、御岳橋と杣の小橋の間でカヌーを楽しんでいる人を見かけました。
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