その解体手順は次のとおりです。
4基のタワークレーンのうち、建て方専用機2基は、荷揚げ専用機2基よりも高い位置に設置されています。
このためクレーン同士で解体する前に、マスト(支柱)を解体しながら建て方専用機の高さを下げます。
建て方専用機の構造は、クレーンの台座は最初に設置した場所から動かず、クレーンを支えるマスト(支柱)を自ら上部に継ぎ足し、クレーン部分は自らマストを昇降する構造となっています。
クレーン部分をマスト1段分下げて、上に突き出たマストを自ら解体する方法を繰り返して、所定の高さまでクレーンを下げます。
具体的手順としては、北側の2号機の高さを下げ1号機で2号機を解体します。次に南側の4号機の高さを下げ、下げた4号機で3号機を解体します。次に1号機で4号機を解体します。
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