「勝烈庵」の入口の右手に「ハマの街灯点灯の地」の石碑があり、その傍には街灯が建っています。
明治19年(1886年)に日本最初の電力会社・東京電灯会社が開業しましたが、その3年後の明治22年(1889年)に横浜には横浜共同電灯会社が設立されました。
明治23年(1890年)に横浜共同電灯会社が中区常盤町に火力発電所を建設、同年10月1日に横浜市内約700の電灯と街灯が一斉に点灯されました。
これが神奈川県で初めて電力供給が行われたもので、それを記念して建てられたのがこの碑です。
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山下公園の門灯
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「ハマの街灯点灯の地」の石碑
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石碑には次のように書かれています。
「ハマの街灯点火の地(常盤町)
明治23年10月1日、初めて横浜市内700の電灯と街灯が一斉につきました。この街灯は山下公園の門灯でした。同公園に埋もれていたのを、電力の生みの親 横浜共同電灯株式会社跡の常盤町に復活させました。古き良き時代をしのんで頂けたら・・・・と存じます。
勝烈庵主 昭和40年6月」
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