JR鶴見駅西口から、JRの線路に沿って横浜方向に向かって(西口を出て左方向、バスターミナルを右に見て進む)400mほど進むと、右側に總持寺の参道があります。
参道の右側が鶴見大学病院、左側が鶴見大学歯学部です。
總持寺は曹洞宗の大本山です。
曹洞宗では、正しい仏教の教えを日本に伝え、永平寺を開いた道元禅師を「高祖」とあがえ、總持寺を開き、教えを全国に広めた瑩山禅師を「太祖」と仰ぎ、この二人の祖師を「両祖」と呼んでいます。
このため、曹洞宗には福井県の永平寺と横浜市にある總持寺の二つの大本山があります。
石川県にあった諸嶽寺を、元亨元年(1321年)に瑩山禅師が諸嶽山總持寺と改めたのが始まりです。
明治時代の焼失を機に、明治44年11月5日に横浜市に移転しました。
現在の總持寺はJR鶴見駅から10分程度という鶴見が丘にあり、かつわが国の海の玄関の横浜に位置することから、国際的な禅の根本道場として偉容を誇っています。
總持寺はこの恵まれた地に約10万の広大な寺域を保有し、鉄筋製の大伽藍を始め多くの諸堂が建てられています。
また、学校法人総持学園として、三松幼稚園、鶴見大学付属中学校・高等学校、鶴見大学などを経営しています。
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