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等覚院のつつじ・仁王門付近からの展望
仁王門付近からの展望
川崎市宮前区神木本町にある神木山(しぼくさん)等覚院は、寺号を長徳寺という天台宗の寺院です。 縁起(えんぎ)などの沿革についてはほとんどわかっていないようです。
参道を登り仁王門(1882年)を進むと整備された境内が広がり、正面に安政年間(1854年〜60年)に再建された本堂が建っています。 本尊は、江戸時代の地誌『新編武蔵風土記稿』では、一尺五寸(約45cm)の不動明王立像と伝えられています。
境内一面にツツジがあるため、川崎市が「つつじ寺」と名付けて、市民の憩いの広場として親しまれています。 今年は4月に入って寒い日が多かったためか、等覚院のホームページの開花情報では、3分咲き〜5分咲き程度からなかなか開花が進みません。
ところが、4月28日(火)の夕刻のテレビで「等覚院のつつじが見頃を迎えつつあります。画像は2日までで5分咲き程度ですが、すでに8分咲きとなっています」との情報が放映されました。 4月29日はオフ会がありましたが、豪徳寺駅に12時集合でしたので、経路の近傍にある等覚院に立ち寄ることにしました。
境内の上部からの展望
等覚院のつつじは情報どおり、早咲きのつつじが8分咲きでしたが、正面右側の遅咲きのつつじはまだ殆どが蕾の状況でした。 小規模な境内ですが、山の斜面を利用した見事なつつじを楽しむことができます。 山の斜面を利用していますので、仁王門付近からの正面からの景観が見事です。
等覚院は、全国的には「つつじ」よりも「ぜんそくのお寺」として広く知れ渡っているようです。 北は北海道から、南は九州、沖縄まで多数の方がお加護を受けているそうです。 ぜんそくはむろんのこと、癌や膠原病、メニエル等難症の方がご加護を受けているそうです。
アクセスその1 駐車場は10台程度しかありませんので、バスが適当です。 東急田園都市線「梶が谷駅」から「向ヶ丘遊園」行きバス「神木不動前」下車 徒歩2分 小田急線「向ヶ丘遊園駅」から「梶が谷」行きバス「神木不動前」下車 徒歩2分 梶が谷〜向ヶ丘遊園のバスの運行本数は20分に1本程度です。
等覚院仁王門
アクセスその2 JR・東急線「溝口駅」南口から市営バス溝15〜19系統で「神木本町」下車、徒歩10分。 バスの停留所から少し歩く必要がありますが、運行本数は多く、5分間隔程度で運行されています。
拝観料 無料です。 関連するホームページ 等覚院 風来坊
境内右側斜面のつつじ