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瑞牆山(みずがきやま)通仙峡 (H22.11.3)


瑞牆山



林道の紅葉:「これより恩賜林」の表示

長野県側の道路は比較的平坦でカーブも少ないですが、信州峠を越して山梨県側にはいると急に下り坂となりヘアピンカーブも多くなります。

5キロほど進んだヘアピンカーブを曲がった直後に「みずがき山自然公園」方面に行く三叉路があります。


この三叉路を左折して100m程進むと前方の樹々の上に瑞牆山(みずがきやま)が展望できます。

ここからは県道をはずれて林道(本谷釜瀬林道)を進むことになります。


林道の紅葉



瑞牆山



瑞牆山

2キロほど進むと紅葉の綺麗なエリアになり、さらに紅葉を楽しみながら2キロほど進んだところに「みずがき山自然公園」への分岐路があり、案内板が立っています。

案内板にしたがい左折して進んでいくと、突然前方に素晴らしい瑞牆山が見えてきます。

橋を過ぎた左手に駐車場があります。


瑞牆山は標高2230mで、秩父連山の西端に位置する花崗岩山です。

日本百名山の一つに選ばれています。

まるでノコギリのような独特のギザギザの形は、2万年以上も昔の火山活動の名残で、その大小様々な形の岩が切り立つ山頂は奇峰の名にふさわしいものです。


瑞牆山



瑞牆山



瑞牆山

大小の奇岩にはヤスリ岩、弘法岩、十一面岩などの名前がつけられています。

「みずがき」とは、神社の周囲に巡らす垣根のことで、もともとは「瑞垣」「瑞塁」と書かれていたようです。

近くの金峰山と同様に蔵王権現の山岳信仰と結びつき、古くから甲州修験道の中心として登拝されていました。


瑞牆山の麓では平成13年(2001年)に第52回全国植樹祭の式典が執り行われ、その跡地はみずがき山自然公園として整備されています。

また、登山コースとしては、みずがき山荘からとみずがき山自然公園から登るルートの2種類があり、いずれも3時間程度で登れるとのことです。


遙か八ヶ岳方面を望む



桂平園地付近の紅葉



桂平園地付近の紅葉

瑞牆山から本谷釜瀬林道に戻り山を下るにしたがって紅葉は見頃となりました。

瑞牆山〜本谷川渓谷〜紅葉橋〜通仙峡と続く紅葉の名所です。

林道は乗用車がやっとすれ違うことができる程度の幅で、しかも休日で人出が多かったことから、桂平園地で少し休憩したのみで、塩川ダムまで下がりました。


みずがき湖の紅葉


通仙峡は通年通行止めですが、紅葉の期間中は歩行者のみ通行可能となります。

今回は散策をパスして塩川ダムまで下りました。

塩川ダムは、富士川水系塩川の上流に建てられた重量式コンクリートダムです。多目的ダムです。


みずがき湖の紅葉




みずがき湖の紅葉



みずがき湖の紅葉

高さ79m、総貯水容量1150立方メートルで、洪水調節、不特定利水、灌漑、上水道、発電を目的とした山梨県営の多目的ダムです。

ダム湖(人造湖)はみずがき湖と呼称されています。

周囲を巡る道路があり、アーチ式の鹿鳴峡大橋、湖畔の展望台など見所があります。



みずがき湖の紅葉


みずがき湖の紅葉



関連のホームページ

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       風来坊


みずがき湖の紅葉


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