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勾当の内侍遺愛のツツジ
つつじが丘公園にはさまざまなつつじの名木があります。 勾当の内侍遺愛のツツジ その第一が「勾当の内侍遺愛(ないしいあい)のツツジ」と伝えられている名木です。 建武元年(1334年)に新田義貞が、妻(勾当内侍・くとうないし)のために植えていたと伝えられる、樹齢800年を超える日本一のヤマツツジの巨樹です。
品種はヤマツツジで、花色は紅色です。樹高は5m、葉張りは長径11m、根本の幹囲は4mあります。 幹は32本に分かれ、一番太いものは地上15cmの高さで幹囲が30cmあります。 花期にはこの一株で燃えるような壮観を呈します。
蓑霧島
蓑霧島 蓑霧島は推定樹齢650年で、樹形が園内でも一番見事なツツジといわれています。 花は緋色(薄く明るい紅色)で花径2.5〜3cmの小輪花です。 外輪の小さな花が切り込んで蓑咲き状になりますが、二重咲きの花も現れる珍しいキリシマツツジです。
桃色ヤマツツジ
桃色ヤマツツジ 桃色ヤマツツジの推定樹齢650年で、樹高4m、枝張り長径6mです。 花は鮮やかな桃色で斑点は紅紫色が目立つ美しい花です。めしべは濃い紅紫色で、おしべは5本です。 数多いヤマツツジの中でも、これほど花色の美しいツツジは見当たりません。
八重霧島
八重霧島 八重霧島は推定樹齢650年で、樹高4.4m、枝張り長径4.6mのツツジで、江戸時代からの有名古品種です。 花は緋色(濃く明るい紅色)で二重咲きとなり、満開になると見事な景観を呈します。
八重霧島の花は二重です
花山姫
花山姫 花山姫は推定樹齢650年で、樹高3.7m、枝張り長径4.6mのヤマツツジ系のつつじです。 花はすす紅色で花の中心が白く美しい上品なツツジです。 これほど花色の変わった美しいツツジをほかに見かけることはないとのことです。
新公園のつつじ
つつじが岡公園の面積は49,890uあります。 植栽面積は旧公園が17,414u、新公園が5,461uです。 つつじが岡公園全体で50余種約1万株が植えられています。
新公園は、昭和5年2月に完成した旧公園の西側にある細長い公園です。 ここには大正4年5月に、杉本八代氏によって寄付された本霧島、八重霧島、桔梗咲き霧島、紅霧島、紅の司、白霧島、日の出霧島、東錦などキリシマツツジの古木が自然形のままで保護育成されています。
桔梗咲き霧島
東公園の一角に、桔梗咲き霧島古木が2株植えられていました。 この桔梗咲き霧島古木2株は、樹齢約450年で、平成2年4月、大阪で開かれた国際花と緑の博覧会に、館林市より出品したもので、世界の53か国より6,507点出品された中から最高の「名誉賞」に輝いたキリシマツツジの名木です。
アクセス 東武伊勢崎線館林駅から料金200円のシャトルバスが運行されています。 また、「野鳥の森フラワーガーデン」との間も、料金200円のシャトルバスが運行されています。 シャトルバスの乗り降り場は、渋滞を避けるため正面入口から300m程度離れた場所に設定されています。
館林駅からタクシーは行きが900円、帰りが800円の固定料金制です。 タクシーは裏道が確保されており、10分程度で会場入口まで到着します。 混雑している場合はタクシーがお勧めです。
入園料 見頃の時期:600円 咲きはじめ見頃過ぎ:300円で 中学生以下は無料
新公園
関連のホームページ 県立つつじが岡公園ガイド 館林のつつじ その1へ 風来坊