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成就院・門前からの展望 午前7時40分です
門前からの展望 前方は由比ヶ浜
成就院は真言宗 京都 大覚寺派の寺院で、本尊は縁結び不動明王です。 成就院の縁起には、弘法大師さまが全国を巡り修行された折、この地において護摩行・虚空蔵求聞持寺法などを修められたと伝えられています。
その後、承久元年(1219年)に北条泰時が満願を込め高僧を招いて、本尊に不動明王をまつり普明山法立寺成就院と名付けて建立しました。 元弘3年(1333年)新田義貞鎌倉攻めの時に堂宇は焼失し、近くに西が谷に移っていましたが、元禄年中に、旧地に復興し現在に至っております。
参道のあじさい 前方は由比ヶ浜
参道のあじさい
成就院では、由比ヶ浜の海岸を望むことができる参道両側に般若心経の文字数と同じ262株の紫陽花が植えられております。 除夜の鐘と同じ数の108段の階段を上がれば、美しい由比ガ浜の海岸を門前から望むことができます。
江ノ島電鉄の極楽寺駅の改札口を出て、前方の道路を左手に緩やかな坂に沿って登ります。 道路の右手の岸にはあじさいが咲き誇り、左手の極楽寺の前にもアジサイが咲いており、あじさいの雰囲気が高まってきます。 坂の上の三叉路を道なりに右に曲がると右手に石段が見えてきます。 この石段を登っていくと、大きな色とりどりのあじさいが出迎えてくれます。
参道下方から門前を望む
石段を登り切った右手が山門です。 山門を過ぎると262株のあじさいが植えられている階段の上に出ます。 階段の上からはあじさいの咲いている参道及びその向こうに由比ガ浜の海岸線を眺めることができます。 まさに絶景です。
鎌倉のあじさいといえば「名月院」が有名ですが、最近人気の高いのが成就院のようです。 色とりどりのあじさいと海を展望できることが人気のようです。 成就院のあじさいは晴れの日がお勧めです。初夏の陽射しを感じながら眺める景色・・・・最高です。 鎌倉のあじさいの名所、明月院と成就院は、趣が全く異なり、二つを比較するのは難しいかと思います。
参道下方から門前を望む 徐々に増えてきました
今年のあじさいはなかなか開花が進ます、例年6月中旬には見頃を迎えますが、今年は6月19日現在で7部咲きという状況でした。 このため、6月26日(土)に出かけることにしました。 鎌倉のあじさいは人気が高く、見頃の時期は大変な混雑となり、長谷寺や明月院は入場制限のため1時間待ち、2時間待ちの状況になります。
したがって、鎌倉のあじさい見学は朝早く行って、午前中に見終わるようにすることが肝要です。 あじさいの時期は成就院、長谷寺は朝8時から、名月院は朝8時30分から開門になります。 ところが6月20日に行ったネットの友人から「成就院は7時には開いていて、多くの人が見に来ていました」との情報が得られました。
6月26日(土)は午後1時から「お散歩写真隊」のオフ会が八景島シーパラダイスで開催されるため、午前中に鎌倉に行き、その後オフ会に合流することにしました。 極楽寺駅に7時19分に到着しましたが、さすがにこの時間に極楽寺駅で降りる人は2〜3名でした。
成就院に到着すると友人からの情報どおりすでに開門されており、10人程度の方が来ていました。 到着した時点では参道も比較的空いていましたが、次の電車で多くの方が来られたようで、7時40分を過ぎると参道も随分混んできました。 本日はオフ会前に鎌倉に行きたいという者が数人いたため、一緒に散策することにし、8時前には成就院で全員が合流しました。
参道下側の入口
渦あじさい
アクセス(成就院) 江ノ島電鉄極楽寺駅から徒歩5分 江ノ島電鉄長谷駅から徒歩10分 関連するホームページ 成就院
御霊神社のあじさいと江ノ電
成就院から由比ガ浜方向に参道を降りて200mほど進んだところに、「御霊神社」方面の案内があります。 長谷駅方面に行く信号の100mほど手前になります。 この案内にしたがって左手に入り、100mほど進んだところが御霊神社です。 長谷寺に行く場合の近道になります。
ヤマアジサイ:富士の滝
アナベル
御霊神社はあじさいの名所であると同時に、神社の前を江ノ電が走っており、江ノ電の撮影ポイントとしても人気のあるところです。 御霊神社で江ノ電と八丈千鳥を撮影したのち、長谷寺に向かいました。
御霊神社
八丈千鳥
御霊神社のあじさい
アクセス(御霊神社) 江の島電鉄長谷駅から徒歩5分 長谷寺のあじさいへ 風来坊