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祝舞遊行の主役 皇帝と皇后
要所要所で爆竹が鳴らされます!
祝舞遊行は、新しい年をお祝いする祭事で、春節のメインとなるイベントです。 爆竹やドラや太鼓が鳴り響く中、清の時代の皇帝、皇后、大臣などの衣装をまとった人や、獅子舞が中華街を練り歩く祝舞パレードです。
祝舞遊行
祝舞遊行は山下公園をスタートし、関帝廟通り→福建路→西門通り→中華街大通り→南門シルクロード→山下町公園と、中華街全域を一巡するコースとなっています。 今年は祝舞遊行が平日だったこともあり、観光客も比較的少なく、パレードに先回りすることにより、関帝廟通りと中華街大通りの2個所で見ることができました。
祝舞遊行は春節の翌日のイベントのようですが、春節の前日には「春節カウントダウン」、春節当日には「採青」のイベントが行われます。
春節カウントダウン 旧暦元旦の前夜に、新年の幕開けを祝うイベントです。 大勢でカウントダウンを行い、年明けの合図とともに爆竹や太鼓が鳴り響きます。 こうした熱気の中で、奉納獅子の舞が披露されます。
祝舞遊行の後を追う人達
爆竹の主役 まもなく破裂!
祝舞遊行の出発を前にして!
出発前に記念撮影
採青 ドラや太鼓の音に賑やかな音に合わせて獅子舞が練り歩き、店頭に吊るされた採青(御祝儀)をとって、商売繁盛を祈願する春節の伝統行事です。 採青をくわえた獅子が店頭で勇壮に舞うとのことです。
祝舞遊行を無事終えて
二胡の演奏
春節の期間中の土・日・祝日には山下町公園の特設ステージで、中国の伝統芸能の公演が行われます。 京劇、雑伎、変面、獅子舞、龍舞、舞踏など、バラエティー豊かな演目が披露されます。 今年は、2月9日〜11日、16日、17日の5日間で、披露される演目は日によって異なります。
今年の中国伝統芸能の演技は、横浜大世界の大世界劇場での春節特別公演のため、中国河南省から招聘した有名アーティストによるもので、さすがに素晴らしいものがありました。 中国の伝統芸能については、大世界劇場でいつでも見ることができます。 中国楽器の生演奏 林林(リンリン)さんによる二胡(2月10日)、陽陽(ヤンヤン)さんによるひょうたん笛フールースと竹笛パーウーの生演奏(2月17日)が行われました。
京二胡(左)と二胡(右)
竹笛の演奏
ひょうたん笛の演奏
京劇
京劇 麗麗(リリ)さんによる京劇です。 見どころは長い槍を使った立ち回りです。
足芸(雑伎) 貝貝(ベイベイ)さんの足芸(雑伎)です。 足芸は、台の上に仰向けに寝て足の裏で様々なものを回す芸です。
ずば抜けた集中力とバランス感覚を必要とする難易度の高い芸だそうです。 今回は大きな壷と机を見事に回転させました。
足芸を演じる貝貝さん
足技の演技
雑伎としては、このほかに何枚ものお皿を回しながら柔軟なポーズをとる皿回し、何年もの訓練を経て得た柔軟な体を使って様々なポーズをとる軟体芸、中国こまを自由自在に操って様々な技を決める中国コマなどの演目が披露されるようです。 披露される雑伎の演目は日によって異なります。
大きな壷を見事に回転
机も回転
変面 変面は、四川省の伝統芸能である変わり面です。その名のとおり、顔につけたお面が次々と変わっていきます。 この芸は中国第2級の国家秘密として極秘に受け継がれてきました。元来は男性に受け継がれてきた芸ですが、近年では女性にも継承され始めました。 麗麗さんは中国でも数少ない女性の変わり面役者です。
変面を演ずる麗麗(リリ)さん
次々と面が変化
中国舞踊
中国舞踏 こうしたプロの演技の合間に、横浜中華学校校友会国術団(高校生)による中国舞踊が披露されました。 関連するホームページ 横浜中華街
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