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大室山山頂からの展望 左前方が伊東市 右上にかすかに初島が!
さくらの里からの大室山
大室山は、伊豆高原のどこからみてもお椀をふせたような柔らかな曲線のシルエットが美しい山です。 大室山は海抜580mあり、最も新しい活動が約5000年前と推測される休火山です。 全山がカヤに覆われています。
大室山登山リフト
登山リフトからの展望
南方向の展望 逆T字型に白く見えるのが伊豆高原桜並木
頂上はすり鉢状に窪んでいて、深さ70m、直径300m、周囲1000mの噴火口があります。 噴火口の周囲は散策路が整備されており、約20分で周回することができます。
北東方向の展望 手前はシャボテン公園
南東方向の展望
噴火口を周回する「お鉢めぐり」は、眺望をさえぎるものがない実に気持ちの良い散策コースで、360度の大パノラマの展望を楽しむことができます。 相模湾に浮かぶ大島、伊豆七島から天城連山、富士山、箱根へと続く山並みを展望できます。
山頂の周回散策路
風来坊の行った日は、天気が良くて霞がかかり、富士山はかすかにしか望むことができませんでした。 周りの景色を見ながら散策しますので、歩いている時はあまり感じませんが、あとから写真で見ると散策路には随分上り下がりがあります。 また、散策路は意外と狭く、その両側は急傾斜となっています。
山頂の周回散策路 前方に八ヶ岳地蔵尊
大室山は季節により色の変わる草山としても知られており、冬の枯れ色から「山焼き」後の黒色、もえ出す若葉の黄緑、夏草の深緑、ススキの銀穂と四季折々の自然を感じることができます。山全体に四季を通じて100種余りの山野草の花が咲くとのことです。
南側頂上からの展望 前方はリフト乗り場と休憩所
「山焼き」は、数百年前から農家などで使うカヤを育てるために、毎年春先に行われてきた行事です。 伊東の春を告げる山焼きは、96ヘクタールのカヤに覆われた大室山に火を放ち、山をまるごと焼き尽くす、壮大なイベントです。
南側頂上付近からの展望
噴火口跡ではアーチェリーが楽しめる
浅間神社
西方向の展望 富士山は霞の彼方
現在は、2月の第2日曜日に行なわれます。 山焼きは700年の伝統があり、池区大室山山焼保存会が実施しています。 観光客も先着順に松明を持って点火に参加できます。 ということで「山焼き」は、大勢の観光客で賑わうとのことです。
パラグライダー 大室山山頂ではパラグライダーを楽しむことができます。 利用はしっかりとした資格を保有しているものに限定されています。 風来坊が行った日にも、一人のパラグライダーが目の前で楽しそうに離着陸を繰り返していました。 同じ場所に戻ってくるから素晴らしい腕前です。
離陸するパラグライダー
離陸準備中のパラグライダー
遊覧するパラグライダー
西側の散策路 左下が「さくらの里」 前方に五智如来地蔵尊
頂上を周回する散策路に、地蔵尊が安置されていました。 八ヶ岳地蔵尊 南側の頂上に向かって登る途中に八ヶ岳地蔵尊が安置されています。 その昔、近隣沿岸の漁師たちが相計らい大島に対面した大室山に海上安全、海難防止祈願のため、海運を願って八開き八地蔵尊を大室山山頂に奉納したものです。
西側散策路から南側頂上を望む
八ヶ岳地蔵尊
五智如来地蔵尊
急な下り坂です!
五智如来地蔵尊 南側の頂上から西側散策路をリフトに向かう途中に、等身大の五体の地蔵尊が安置されています。 今から約300年の昔相州岩村(神奈川県足柄下郡)の地頭朝倉清兵衛さんの娘さんが9歳で身ごもり、その安産を大室山浅間神社に祈願したところ無事安産したのでお礼に安置したものです。
アクセス JR伊東駅から約15km。車で約30分。 伊東駅または伊豆高原駅から東海バスで「シャボテン公園」下車すぐ 伊豆高原の桜へ
風来坊
周回道路のリフト乗り場に向けてまた上りです