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島錦
八千代
上野東照宮ぼたん苑では、毎年1月1日から2月中旬までの予定で、冬ぼたんの一般公開が行われます。 1月4日に上野東照宮を訪ねたネットの友人から、「今年は開花が早くすでに見頃を迎えています」とのメッセージが送られてきました。 HPに掲載されているスライドショーを拝見すると随分咲いています。
連鶴
島大臣
早速に、1月7日に出かけることにしました。 やはり今年は随分開花が早いようで、大部分の冬ぼたんが見頃を迎えており、花の痛み始めている冬ぼたんもありました。 上野東照宮は寛永4年(1627年)に、徳川家康公(東照権現)の遺言により、天海僧正と藤堂高虎が造営しました。
花遊び
ぼたん苑と五重塔
天羽
3代将軍家光が慶安4年(1651年)に金色殿として大改築を行ない、これが現存する東照宮です。 東照宮の御祭神は、徳川家康公(初代)、徳川吉宗公(8代)、徳川慶喜公(15代)です。
日暮
ハイヌーン
上野東照宮のボタン苑は昭和55年(1980年)に日中友好を記念として開苑しました。 回遊式の日本庭園には、日本のぼたんと中国政府から友好記念として贈呈された希少な中国のぼたんを合わせて290品種、3,800本が見事な花を咲かせるそうです。 冬ぼたんは約40種類、600本が公開されています。
苑内の俳句
???
冬ぼたんは、古来よりその美しさと希少さから、新春の貴重な花として観賞されてきました。 雪除けのわら囲いの中で寒さに耐えながら可憐な花を咲かせる冬ぼたんは、なかなかの風情があります。
芳紀
冬ぼたんは、春と冬に咲く変種のぼたんを、春はつぼみを摘み、冬だけ咲かせることによって、寒さに負けないぼたんとして育成したのが、その始まりのようです。 しかしながら、この技法で安定した花を咲かせるには、長い年月を必要とするとのことで、現在の上野東照宮の冬ぼたんの大部分は、春に咲く品種を人工的に冬に咲かせているとのことです。
鳳輩(中国)
紅輝
○○新聞の1月6日の「彩事記」のコーナーに、「人工的に咲かせるといっても、冷蔵庫で1年間冬眠させた後、温室で温度調整して正月に咲かせるという手間暇をかけています」との上野東照宮ぼたん苑の苑長さんの話が掲載されていました。
白王獅子
花の殆ど咲かないこの時期に、可憐に咲いて人の心を和ませてくれる冬ぼたんにも、観賞したいと思う人達の期待に応えるため、その裏ではさまざまな努力や気遣いがあるようです。 いずれにしても、この時期にぼたんの花を咲かせるためのさまざまな努力に、敬意を表せざるを得ません。
1月4日にネットの友人に吾妻山山頂でお会いしましたが、今度は上野東照宮で別の方にお会いしました。 偶然の出会いとはいえ、2回連続でいずれも初対面です。 今回は、友人が「風来坊さん」と私を呼んだのが、キーワードになりました。 あのようなところではお互いにハンドルネームで呼び合うと、交流の輪が広がるのかな(笑)
上野東照宮ぼたん苑の案内 開苑期間:1月1日〜2月中旬(開花状況により変化)期間中は無休 開苑時間:午前9時30分〜午後4時30分(入園締切) 拝観料:大人600円、団体500円(20名以上)、高校生400円
島輝
アクセス JR上野駅から徒歩5分 上野動物園の隣 関連するホームページ 上野東照宮 風来坊