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鋸南町水仙まつり (H20.1.24)

江月水仙ロード


江月水仙ロードの光景



江月水仙ロードの光景

昔から「鋸山を越えると肌着が1枚いらなくなる」と、言われるほど南房総は暖かく、北国で雪の便りが聞かれる時でも、安房地方では花が沢山咲いています。

房州の花づくりは、安政年間(1854〜1860年)、鋸南町保田地区に咲く日本水仙が、元名水仙と呼ばれて船で江戸に運ばれたのが始まりといわれています。


現在では、鋸南町の水仙は、越前、淡路島とともに日本三大水仙群生地に挙げられており、毎年、1000万本近い水仙が市場に出荷されているとのことです。

鋸南町は寒暖の差が大きいことから、他の地域の水仙に較べて香りが強く、背丈の長いのが特徴とのことです。


江月水仙ロードの散策路



江月水仙ロードの光景

今年も鋸南町では、平成19年12月15日から平成20年2月11日の間、開催されています。

鋸南町では至る所に水仙が咲いていますが、水仙まつりのパンフレットには、江月水仙ロード、谷沢水仙郷、市井原桜源郷、をくづれ水仙郷、上佐久間故郷観光農園が紹介されています。

江月水仙ロード、谷沢水仙郷、をくづれ水仙郷を訪ねました。


江月水仙ロードは鋸南町水仙まつりのメインともいえるところです。

江月水仙ロード入口から頂上までの約2.7Kmにわたり、道路の両脇の山の斜面や休耕地を利用して数千万本の水仙が栽培されています。


江月水仙ロードの散策路



江月水仙ロードの光景 頂上の少し手前です



わらポッチ

開花時期になると白い絨毯を敷き詰めたようになるとのことですが、水仙が水仙ロードの両脇に点在しているため、一面水仙という光景ではありません。

江月水仙ロードは、その名前のとおり、道路を歩きながら移り変わる光景や水仙の香りを楽しむことができるということができます。


また、道脇には直売店が点在しており、水仙の切り花や地元で採れた野菜などが販売されています。

水仙ロードの入口から約2kmの所に「水仙ひろば」があります。

「水仙ひろば」には売店があり、また休憩するベンチも準備されています。

駐車場もありますが、駐車台数は10台程度です。


江月水仙ロードの水仙



江月水仙ロードの水仙


入口から「水仙ひろば」までは比較的平坦な道ですが、ここから頂上までの800mは上り道となります。

水仙ロード入り口付近と頂上からは富士山が展望できるとのことですが、この日の富士山は生憎雲の中でした。



アクセス

電車の場合

JR内房線保田駅から水仙ロード入口まで約700mです。


自動車の場合

館山自動車道・富津館山道を利用し、鋸南保田ICでおりる。

料金所を出た丁字路を左折し、約400m直進し、保田神社の手前を左折して約400mで駐車場です。



水仙ひろばの水仙



江月水仙ロードの光景

駐車場は水仙郷入り口付近に4個所あり、駐車可能台数は乗用車220台です。

駐車場を利用する場合は、各駐車場に設置されている協力金(景観維持費)箱に、協力金として300円を入れることになります。


谷沢水仙郷


谷沢水仙郷の光景



谷沢水仙郷は鋸南町の山間部に位置しており、自然の景観をそのままに山道を囲む斜面に水仙が広がっています。

谷沢水仙郷の入口にある民家で見かけた奥様が、「例年は200円いただいておりますが、今年は水仙の咲くのが遅く100円しかいただいておりません。満開の時期には斜面が真っ白くなり綺麗ですが・・・・」とのことでした。

谷沢水仙郷の光景



谷沢水仙郷の光景

100円支払って水仙郷にはいると、周囲の山の斜面すべてに水仙が植えられています。

水仙の咲くのが遅いということで、緑の部分が多いですが、それでもなかなかの景観でした。

満開の時期には、本当に壮観だろうと思います。


また、谷沢水仙郷では、散策路で頂上まで登ることができます。

天気の良い日には三浦半島、その先に富士山を望むことができるとのことです。

奥様の薦めもあり、約10分で登ることができる頂上まで行ってみましたが、この日は海を望むことはできましたが、残念ながら富士山は雲の中でした。


谷沢水仙郷の光景



散策路上部からの光景

アクセス
自動車の場合

館山自動車道・富津館山道を利用し、鋸南保田ICでおりる。

料金所を出た丁字路を右折し約4Kmです。

駐車場は県道脇にあり、駐車台数は10台です。

駐車料は無料です。


電車の場合

JR内房線保田駅から鋸南町営循環バス(青バス)で「鋸東コミセン」下車徒歩5分。

循環バスは本数が少ないですから要注意です。土・日・祝日には臨時便が運行されます。

時刻表は次のサイトの観光情報にあります。
 鋸南町役場


頂上近くの背丈の低いユリ


をくずれ水仙郷


をくずれ水仙郷の光景



をくずれ水仙郷の散策路

をくずれ水仙郷は。鋸南町の山間部の大崩地区にあります。

佐久間ダムよりもさらに上流の山あいの里で、山の斜面を利用して水仙が栽培されています。

をくずれ水仙郷も水仙郷入口の有料駐車場に車を止めて、道路沿いに植えられている水仙を見て歩くことになります。


をくずれ水仙郷には2つの散策コースがあります。

一つは水仙郷入口の駐車場から概ね平坦な道をさらに奥に向かって進む散策コースです。

道の両側に栽培されている水仙を見ながら歩くことになります。


をくずれ水仙郷の散策路



をくずれ水仙郷の光景

散策コースの途中の公民館の傍に直売所があります。

オリジナル商品が多数置かれており、また簡単な食事もできます。

公民館の少し先に神社があり、そこから峠までなだらかな上り坂となります。

神社を過ぎた辺りから水仙も多くなってきます。

この散策コースは片道1.1Kmです。



をくずれ水仙郷


をくずれ水仙郷


もう一つの散策コースは駐車場から坂道をおりて佐久間ダムまでを往復するコースです。

この散策コースも片道1.1kmですが、坂道が結構急ですから、車で移動するのが良いと思われます。

散策コースを佐久間ダムまでおりたところに水仙公園があり、また、佐久間ダムの周囲にも水仙の植えられているエリアがいくつかあります。

佐久間ダムの周囲には無料駐車場がいくつかあります。


佐久間ダム水仙公園



佐久間ダム水仙公園


佐久間ダムは、佐久間川下流域にある鋸南町佐久間地区、勝山地区の灌漑用水用のダムとして平成4年に完成しました。


ダム周辺には1000本の桜が育成し、春の花見の季節には多くの花見客で賑わうそうです。


アクセス

自動車の場合

館山自動車道・富津館山道を利用し、鋸南保田ICでおりる。

料金所を出た丁字路を右折して約6Km直進し、左側に案内看板を発見したら右折、直進約1Kmでをくずれ水仙郷駐車場です。

駐車台数は80台で、駐車料金は300円です。


佐久間ダムの水仙



佐久間ダム

電車の場合

JR内房線保田駅から鋸南町営循環バス(青バス)に乗車し、大崩バス停で下車。

駅からバスで約20分です。

循環バスは本数が少ないですから要注意です。土・日・祝日には臨時便が運行されます。

時刻表は次のサイトの観光情報にあります。
鋸南町役場

      風来坊


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