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アジサイの径の光景
成就院のアジサイを見た後、長谷寺に向かいました。 成就院から由比が浜を眺めながら参道を下りて、道なりに5分ほど進むと「長谷大仏」方面への案内表示があります。 成就院から降りてくると2つ目の信号です。 案内表示にしたがい左折すると100mほどで江ノ電の「長谷駅」に到着です。
成就院から長谷寺に向かう途中に「御霊神社」方面の案内があります。 成就院から降りてくると、長谷寺に向かう信号の100mほど手前になります。 この案内にしたがって左手に入り、御霊神社を経由して長谷寺に行くこともできます。 こちらが近道のようです。
経堂と竹林
アジサイの径の登り道
御霊神社はあじさいの名所であると同時に、神社の前を江ノ電が走っており、江ノ電の撮影ポイントとしても人気のあるところです。 風来坊は、御霊神社経由で、長谷寺には9時過ぎに到着しました。 御霊神社は先日、ヤマアジサイを紹介しましたので、今回はパスです。
長谷寺は正式な名称を「海光山慈照院長谷寺」と号しております。 天平8年(736年)開創という鎌倉でも有数の古刹です。 開山は徳道上人、開基は藤原鎌足の孫にあたる藤原房前です。
アジサイの径の散策路
本尊である十一面観音菩薩は、養老5年(721年)に徳道上人の本願によって、一本の楠の霊木から刻出された2体の観音像のうちの一つといわれています。 残る一体は大和の長谷寺の本尊です。 古来より板東三十三観音の第4番霊場として民衆の信仰をあつめ、「長谷観音」の通称で親しまれる尊像は総高9.18mあり、日本最大級の木彫観音だそうです。
小町
宵の星
長谷寺は、観音山の裾野に広がる下境内と、その中腹に切り開かれた上境内の二つに境内地が分かれています。 入山口でもある下境内は、妙智池と放生池の2つの池が配置され、その周囲を散策できる回遊式庭園となっております。 この時期は花菖蒲が出迎えてくれます。
アジサイの径の散策路 左上が一番高所の散策路
上の境内には、本尊である十一面観音菩薩像(長谷観音)が安置される観音堂をはじめ、主要な諸堂宇が建ち並ぶほか、鎌倉の海と街並みが一望できる「見晴台」と、傾斜地を利用した「眺望散策路」があり、鎌倉でも有数の景勝地となっています。
この眺望散策路の周辺には40種類以上約2500株のアジサイが群生しております。 梅雨の季節には眺望はもとより「眺望散策路=アジサイの径(こみち)」として、アジサイを楽しみながら散策できるようになっています。
アジサイの径の光景 人の写っているところが一番高所の散策路
「アジサイの径」の入口には、入場規制をするための柵等が準備されていますが、長谷寺の係員の話では、あじさいの時期は午後になると大変な混雑になり、平日でも1時間待ちになるとのことです。 入口の表示板には、何分待ちが表示できるようになっており、最大表示は80分以上となっていました。
しかし、人気の長谷寺も、朝の早い時間だとスムーズに入山できますし、「アジサイの径」もゆっくりと見学することができます。 9時過ぎの「アジサイの径」は、すでにかなりの人が来ていましたが、混雑しているという状況ではなく、比較的ゆっくりと写真を撮りながら見て廻ることができました。
アジサイの径から由比ヶ浜を望む
アジサイの径の散策路 右下は経堂
鎌倉のあじさい情報を提供しているサイトの「散策時注意点」の中に、「最近いい大人の方のマナーの悪さが目立ちますのでご注意下さい」と書かれていました。 「カメラマンのマナーの悪さも目立ちます」とも書かれています。 長谷寺、明月院、成就院、光則寺などは三脚使用禁止ですが、守られているのでしょうか? 結果として、残念ながら、撮影禁止のお寺や神社が増えているようです。
長谷寺でも、「アジサイの径での日傘はご遠慮願います」と書かれていますが、殆ど守られていないようです。 長谷寺は坂道になっており、傘の先が前後の人に当たる危険がありますが、気が付かないのでしょうか? お互いマナーを守って楽しく散策したいものです。
経堂
経堂からアジサイの径を望む
アクセス 江ノ島電鉄「長谷駅」から徒歩5分。 駐車場 駐車料金は30分、300円です(予約はできません)
入山料:300円
渦アジサイ
かまくら
関連するホームページ 長谷寺 成就院のあじさいへ 明月院のあじさいへ 風来坊