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世界のクリスマス その2 (H19.12.10&12.23)

ベーリック・ホール フランスのクリスマス


フランスのクリスマス



入口扉の飾り付け

ベーリック・ホールは、「フランスのクリスマス」で、「150年前に想いをよせて」がテーマです。

150年前には今のようなクリスマスを祝う習慣はありませんでしたが・・・・・オペラ座等々の、この時代に生まれた多くのものに想いを寄せて装飾されています。


ベーリック・ホール(旧ベーリック邸)は、旧山手居留地の中心部、エリスマン邸のすぐ隣りに建つ、明るいベージュ色の外壁をした大きな西洋館です。

横浜山手に現存する山手外国人住宅の中で、もっとも規模が大きく、建築的にも内容が充実した横浜山手を代表する歴史的建造物です。


フランスのクリスマス



フランスのクリスマス



室内の飾り付け(階段付近)


室内の飾り付け(階段付近)


昭和5年(1930年)、イギリス人貿易商B.R.ベーリック氏の邸宅として、アメリカ人建築家J.H.モーガンの設計により建造されました。

600坪の敷地に建つベーリック・ホールは、木造2階建て、地下部分は鉄筋コンクリート造りで、スパニッシュ・スタイルを基調にしてデザインされています。



室内の飾り付け


室内の飾り付け


東西に長い敷地にあわせて建物も東西に長い形をしており、前面の南側には庭が広がっております。

平成13年(2001年)、建物が所在する用地を元町公園の拡張区域として買収するとともに、建物については宗教法人カトリック・マリア会から寄付を受け、復元・改修等の工事を経て、平成14年(2002年)7月から建物と庭園を公開しています。


べールック・ホール


テニス発祥記念館 アメリカのクリスマス


アメリカのクリスマス



アメリカのクリスマス

山手公園内のテニス発祥記念館は「アメリカのクリスマス」で、今年のテーマは「ホワイトクリスマス」です。

木々に囲まれた山小屋のナチュラルリースと白いオーナメントで優しいクリスマスを醸し出しています。


山手公園は、横浜開港期に山手の居留地に暮らした外国人たちのために造られた公園で、明治3年(1870年)に開園されました。

日本にはまだ「公園」という概念が存在していなかった時代で、「日本最初の西洋式公園」です。


アメリカのクリスマス



室内の飾り付け


室内の飾り付け


テニスラケットの変遷



明治20年代の山手公園でテニスをする女性


テニス発祥の頃のテニスセット一式



テニス発祥記念館

明治9年(1876年)、横浜の山手公園でわが国最初のローンテニスが行われ、明治11年(1878年)にわが国最初のテニスクラブが誕生しました。

テニス発祥記念館は、日本初の洋式公園である山手公園と、わが国でのテニス発祥120周年を記念して、平成10年5月に建てられました。



展示室には、ラケット以前の皮手袋やバンブーラケットのほか、最古のテニス道具一式など希少価値の高いものまで展示されています。


テニス発祥記念館


山手68番館 オランダのクリスマス


オランダのクリスマス



オランダのクリスマス


山手公園内の山手68番館は「オランダのクリスマス」で、「ライト&フラワーシャワー」がテーマです。

チューリップ、風車そして木靴の国で知られるオランダ。窓辺やツリーには光が灯り、沢山の花で飾られた暖かな室内は、ファンタジーなクリスマスシーンで彩られています。



山手68番館は、昭和9年に建てられた平屋建てで、下見板張りと開放ベランダをもつバンガロースタイルの外国人向け賃貸住宅の一つです。

現在は、日本で最初にテニスコートが設けられた場所である山手公園内のテニスコートのクラブハウス、管理事務所として再生・利用されています。


オランダのクリスマス



室内の飾り付け


室内の飾り付け



山手68番館


山手68番館は、昨年から「世界のクリスマス」に参加しています。

山手68番館は、クラブハウスの一室のみを使った飾り付けです。規模は大きくありませんが、なかなか素敵な雰囲気で楽しませてくれます。


外交官の家 ロシアのクリスマス


ロシアのクリスマス



ロシアのクリスマス


ロシアのクリスマス


外交官の家は、「ロシアのクリスマス」で、「世界で一番広い国のクリスマス」がテーマです。

千変万化の自然の中に強力な文化が花開いた国ロシア。

長く厳しい冬のロシアのクリスマスです。心まであたたまる、デコレーションにつつまれるひとときが待っているはずです。


寒い国だけあって飾り付けに花が少ないようです。


ロシアのクリスマス



ロシアのクリスマス



ロシアのクリスマス


外交官の家は、明治43年、明治政府の外交官・内田定槌の私邸として、アメリカ人建築家J.M.ガーディナーの設計により、東京渋谷の南平台に建てられたものです。

木造2階建てで塔屋がつき、天然スレート葺きの屋根、下見板張りの外壁で、アメリカンビクトリア様式で建てられています。



室内の飾り付け


室内の飾り付け



平成9年(1997年)に、横浜市は、内田定槌氏の孫にあたる宮入氏からこの館の寄贈を受け、山手イタリア山庭園に移築復元し、一般公開しました。

そして同年、国の重要文化財に指定されました。

室内は家具や調度類が再現され、当時の外交官の暮らしを体験できるようになっています。


ロシアのクリスマス



外交官の家



外交官の家


また、山手イタリア庭園では、クリスマスイベントの一環として、12月22日〜24日の3日間はキャンドルイベントが行われていました。

このキャンドルイベントは今年が最初だとのことです。



山手イタリア庭園のキャンドルイベント



山手イタリア庭園のキャンドルイベント


山手イタリア庭園のキャンドルイベント


ブラフ18番館 ハンガリーのクリスマス 


ハンガリーのクリスマス



ハンガリーのクリスマス

ブラフ18番館は、「ハンガリーのクリスマス」で、「洗練と調和より生まれる華麗なるクリスマス」がテーマです。

クリスマスを大切にするハンガリー人の想いが、華麗さと優しさという形で表現されているそうです。洗練と調和より生まれた洗練された空間です。



ハンガリーのクリスマス


ハンガリーのクリスマス


ブラフ18番館は、大正末期に山手町45番地に建てられた外国人住宅です。

戦後は天主公教横浜地区(現カトリック横浜司教区)の所有となり、カトリック山手教会の司祭館として平成3年まで使用されてきました。


建物は木造2階建てです。1、2階とも中廊下型の平面構成で、フランス瓦の屋根、暖炉の煙突、ベイウィンドウ、上げ下げ窓と鎧戸、南側のバルコニーとサンルームなど、震災前の外国人住宅の特徴がみられます。


室内の飾り付け



室内の飾り付け


室内の飾り付け


平成3年に横浜市が部材の寄付を受け、現在地に移築復元しました。


館内は震災復興期(大正末期〜昭和初期)の外国人住宅の暮らしを再現し、元町で製作されていた当時の横浜家具を復元展示しています。



ハンガリーの民族人形



アクセス

山手111番館、イギリス館:みなとみらい線元町駅から徒歩約10分

外交官の家、ブラフ18番館:JR根岸線石川町駅から徒歩約5分


入館料

無料


ハンガリーの民族人形



ハンガリーのクリスマス


ブラフ18番館



ブラフ18番館


関連するホームページ

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         風来坊


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