散策スポット目次
HOME
前ページ
次ページ
玉すだれ
大倉山梅林公園
今年の梅の開花は例年よりも10日〜2週間程度早いようです。 昨年の梅の開花は例年よりも2週間〜3週間遅く、3月中旬にやっと見頃になった大倉山公園梅林ですが、今年はどのような感じかなと散歩がてらに2月8日に訪ねてみました。
まだ咲いていても梅一輪程度かなと思っていましたが、早咲きの寒紅梅や八重野梅がすでに見頃を迎えており、中咲きの梅もすでに咲き始めていました。 この調子では20日前後に見頃を迎えるではないかという感じでした。
八重寒紅
茶青梅
月影
2月17日(土)、18日(日)の天気予報は、当初は傘マークでしたが、前日夕刻の天気予報で17日午前中は晴れ間も覗くということで、早速に出かけることにしました。
白加賀
筑紫紅
大倉山公園梅林は東急東横線の大倉山駅のすぐ傍にあります。 大倉山駅改札口を出て、右手にある急勾配の坂を4〜5分ほど登ると大倉山記念館があります。 大倉山公園梅林はこの大倉山記念館の裏手で、大倉山駅からは7〜8分程度です。
長寿
豊後
寒紅梅
風来坊は、大倉山梅林から見て、大倉山駅とは反対方向にある、横浜市営地下鉄の新羽駅から散歩を兼ねて20分程度歩くことにしています。 天候が次第に悪くなるということで、8時25分に自宅発、地下鉄(乗車時間6分)を利用して9時前に大倉山公園梅林に到着しました。
蓬莱(ほうらい)
無類絞り
今年は予想以上に暖冬のようです。 大倉山梅林はすでに見頃を迎えていました。 風来坊の到着した9時前は、見学者は数人でしたが、時間の経過と共に見学者が増えてきました。 さすが、横浜市民に親しまれている梅林だけのことはあります。
花香実(はなかみ)
白玉梅
見驚(けんきょう)
大倉山公園梅林は、旧梅林敷地約3ヘクタールを東京急行電鉄が乗客の誘致を目的として用地を買収して整備し、昭和6年梅林として公開したのが始まりです。 昔からこの辺りは太尾と呼ばれ、梅林も太尾公園と呼ばれていましたが、昭和9年に東横線の駅名が太尾駅から大倉山駅に改名されたのを機に、大倉山公園となりました。
古今集
桜梅
最盛期の昭和12年頃には白梅を中心に14種1000本を超える一大梅林があったとされていますが、第2次世界大戦中は燃料用の薪を取るために伐採されたり、食糧不足のためにイモ畑化するなど荒廃しました。
緑萼梅
冬至梅
鹿児島紅
枝垂れ梅
戦後、昭和25年頃から復活し、昭和40年代までは梅祭りなども行われ、大いに賑わったようです。しかし、その後は施設の老朽化や梅の木の衰退が目立ってきたようです。 大倉山公園を散策していると、「この公園、昔は大きくて現在の何倍もあったのですよ」という地元の人の昔を懐かしむ声を良く耳にします。
玉英梅
昭和62年に横浜市が現在の梅林の大部分を買収し、整備が進められました。 公園内にある「大倉山公園梅林の由来」には「現在では紅梅、白梅あわせて約20種150本の梅林となっています。平成元年2月」と書かれています。 しかし、今回撮った写真を数えてみると、梅の種類は30種類以上に増えています。
八重野梅
月宮殿
一重唐梅
思いのまま
こじんまりとした梅林ですが、例年2月下旬〜3月上旬に梅祭りも開催されています。 今年の梅祭りは3月3日(土)、4日(日)の予定ですが、果たしてその頃まで梅の花が咲いていてくれるのでしょうか? 開花状況からはやや心配です。
杉田
三吉野
大倉山公園梅林は地元の人の憩いの場としてのみでなく、駅から7〜8分と交通の便がよいことから、梅の時期には数多くの方が訪れるようです。 今年は暖冬のためか、梅の花が一挙に咲いた感じで、早咲き、中咲き、遅咲きのいずれの梅もゲットできました。
八重旭
野梅
楠玉
玉垣
アクセス 東急東横線大倉山駅から徒歩7〜8分 横浜市営地下鉄新羽駅から徒歩20分 駐車場はありません。
入園料 無料 風来坊