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西湖と富士山
西湖の砂浜から
西湖(さいこ)は青木ヶ原樹海に囲まれた湖で、富士五湖の中では、精進湖の次に小さな湖です。 水深は73.2mと深いですが、透明度は高いとのことです。 水面が濃い藍色をしているため、どことなく神秘的な雰囲気が漂っています。
富士五湖の中では一番開発の進んでいない湖で、湖畔はキャンプ場や宿が点在する程度です。
西湖の周囲には手つかずの自然が残されており、四季を通じて楽しむことができるようです。
西湖の紅葉
西湖は大昔には、本栖湖及び精進湖とつながっていました。 まず、富士山の噴火による溶岩流で本栖湖が分断されました。 次に貞観6年(864年)の大噴火の溶岩流によって、西湖と精進湖とが分断され、3つの湖に分かれました。
西湖のレジャーの基地?
現在でも、大雨による増水などの時に、同じ水位で推移するために、3つの湖は地下でつながっているといわれています。 湖面の標高900m、最大水深73.2m、面積2.1平方キロです。
野鳥の森公園と富士山
西湖では「野鳥の森公園」と「紅葉台」が紅葉のスポットのようですが、今回は時間の関係で「紅葉台」はパスしました。 「紅葉台」はゆっくりと時間をかけて山頂まで登るのが良いようです。
野鳥の森公園 青木ヶ原樹海に囲まれたこの公園は、210種もの野鳥が飛来する、野鳥の宝庫です。 森に似合ったコテージ風の建物が、樹海ギャラリーです。
野鳥の森公園からの富士山
樹海ギャラリー
野鳥の森公園
樹海ギャラリーには、望遠鏡を備えたバードウォッチング室があり、誰でもバードウォッチングを楽しむことができます。 また、木工細工のための工作室や展示室、さらにはレストランもあります。
野鳥の森公園の紅葉はちょうど見頃を迎えていました。 また、見事な富士山の展望も楽しむことができました。 野鳥の森公園は冬には「樹氷まつり」の会場としても有名だそうです。
精進湖と富士山
精進湖(しょうじこ)は富士五湖の中で最も小さい湖で、湖の真ん中まで溶岩がせり出しているのが特徴的です。 上の写真の地点から富士山を眺めると、まるで手前の大室山を抱き抱えているように見えることから、「子抱き富士」とも呼ばれます。
また、夕暮時には夕日に染まった真っ赤な「赤富士」を見ることができるそうです。 精進湖の景観は東洋のスイスとも呼ばれ、魅力に惹かれた一人の英国人により早くから避暑地として海外に紹介されてきました。
精進湖の紅葉
明治28年(1895年)に日本に帰化した英国人ハリー・スチュワート・ホイットウォーズが、富士山を最も美しく眺められる地を求めて、1年がかりで富士山麓を巡り、ようやくたどり着いたのが精進湖だったのだそうです。
この風光に魅せられたホイットウォーズはここを永住の地と決め、日本有数の避暑地「ジャパン・ショージ」として海外への観光宣伝に力を注ぎ、多くの外国人観光客が訪れました。 富士五湖で最初のホテルも外国人専用として精進湖で創業され、今なお当時の面影を残しているそうです。 湖面の標高900m、最大深度15.2m、面積0.5平方キロです。
本栖湖と富士山 千円札のアングルです!
本栖湖と富士山
千円札や旧五千円の逆さ富士はこの本栖湖から撮影したものです。 風来坊も千円札を片手にアングルを決めて撮影しました。 残念ながら風が強く、逆さ富士は撮れませんでしたが、画像は似ているでしょうか? 家内からは雪の量が全然違うと言われてしまいました。 3月頃にリターンマッチする必要があるのかな(笑)
本栖湖の紅葉
富士五湖の紅葉その1へ 富士五湖の紅葉その3へ 風来坊